INASOFT 管理人のひとこと

■モバイルバッテリーを買っちゃったし、これで自分も立派なスマホ依存症かも

先日、テレビ番組で、最近流行りの本が紹介されていました。
その本自体は、前々から聞いていて、時間があれば読んでみたいと思っていた本でした。「スマホ脳」という本。

英語に翻訳された際のタイトルは「インスタ-ブレイン」だそうなので、英語だと「インスタ(グラム?)」という名前を出した方が、日本人に「スマホ」と言った場合と同じようなインパクトがあるんでしょうかね。

要は、スマホ自体は悪ではないが、人間が進化の過程で獲得してきた遺伝的な特性により、スマホのチラ見は報酬系を刺激してドーパミンが出てきてしまうから止められないというもの。進化と脳の仕組みは、スマホの登場には対応しておらず、狩猟民族としての脳の仕組みが動かされる(誤作動してしまう)わけですね。

テレビ番組の中では、スマホ依存症かどうかを調べるためのチェックリストが登場しておりました。モバイルバッテリーの持ち歩きしてませんか？というのも、チェック項目の一つになっておりました。

つい先日、モバイルバッテリー機能付きの充電器を買って、それを従来のACアダプタの代わりに持ち歩くようになったので、これにチェックが付くことで3点獲得となり、これで僕も立派な「スマホ脳」ですね。

そういえば先日、スーパーマリオ3Dワールドに付いてきたフューリーワールドの話を書いたわけですが、これも、チラ見による報酬系の刺激が働いているのではないかという気がします。

集中して取り組まないといけない目の前のアクションがありつつ、常にフューリークッパの復活状況を伺うためにチラ見する。それが、没入感の対象となる世界の中同士で行われる。

フューリークッパはまだまだ復活しないなということを確認できれば、安心してドーパミンが出て。

フューリークッパがそろそろ復活しそうだ、ということを確認できれば、クジであたりを引いたような気持になってドーパミンが出て。

フューリークッパが復活した直後にネコシャインをゲットできそうだというタイミングになったり、ネコシャインをゲットするタイミングをフューリークッパの復活タイミングに合わせることができれば、これまたドーパミンがドバドバ出て。

ゲームプレイを始める前は、なんだか怖そうなゲームだな／集中できなそうなゲームだなと思っていたのですが、実際にプレイしてみて、僕がこのゲームに熱中できたのは、こういう脳の仕組みによるものなんじゃないかなと思ったりしました。