INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■去年から例のあの映画の関連で観てみたかった「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」2020年 1月10日(金) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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去年、公開初日に「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を観てきて大荒れとなったわけですが、同じように「外の世界」を題材に含むのならレゴ・ムービーの方が面白いよと言われて観てみたり、酷い映画なら実写版デビルマンの方が上だから観るべしと言われて観てみたり、と、いろんな意味で関連(?)する作品を観ることが多かったです。 で、今回も、同じ映画くゲームを題材にする作品なら「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の方が良いと言われて、観ることにしました。 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 劇場版 ブログ日記からスタートして書籍版、テレビドラマ版がありますが、今回は劇場版のものとなります。 ファイナルファンタジーを題材にした映画と言えば、2001年のフル3DCG映画の「ファイナルファンタジー」が大コケした記憶がいまだに想起されるのですが、この映画は、オンラインゲームの「ファイナルファンタジーXIV」(14)を軸に、親子関係・会社の人間関係などの展開を描く、どちらかといえば現実世界が主なストーリー。 大出世を目前にして突然退職をした父親と心を通わせようと、オンラインゲームのプレイを勧め、自身もこっそりとオンラインゲームの世界でサポートをする息子の話が主軸になります。 ゲーム機をテレビとつなげようとしてドライバーを持ち出す、ファミコン世代の「お父さん」の姿を知っている人は、クスリと笑っちゃうかもしれません。 その後、オンラインゲームの世界を通して、自身の仕事に関するアドバイスを父親からもらったり、オンラインゲームの世界を通じて社内の新しい仲間関係が始まったり、いろいろとうまく物事が進み始める中、急展開の事態が降りかかります。 父親がなぜ突然仕事をやめたのか。週末に約束したボスの討伐はどうなるか。 そういえば、昔「中学生日記」でもネット上のチャット「交流」を取り扱った回があったのを思い出しました。 現在、長男(5歳)に誘われるように、長男の作るMinecraftの世界に入って一緒に遊ぶこと(家庭内LAN上でのマルチプレイ)が多いのですが、フラットなワールドを生成し、クリエイティブモードでそこに想像力あふれる建築物をどんどん構築していくので、子供の想像力と構築力が育つのを観るのはこういうことなんだろうなと思ったりします。 マインクラフトで遊んでよい時間は「パパがお休みの日」に限り、「1回20分」を3~4回までという制限を設けていますが、その制限の中でこんな感じの建造物を次々作っていく様は、「子供の想像力と構築力が育つのを遮ってしまってはいけないな」と思えてきます。 レゴブロックと違って、不意に外れたり壊れたりもしないし、やりやすいんでしょうね。 一方で、通常のワールドとかでもやりたい放題遊んでいて、クリエイティブモードで、村人に家に穴をあけて溶岩を流し込んで逃げ惑う村人を見てゲラゲラ笑って楽しんだり、あるいは、もともと存在する建造物や、せっかく自分で作った橋をTNTで爆破したり(ネザーだとベッドを使って爆破したり)、…どこまでが想像力を羽ばたかせる遊びなのか、残酷な遊びなのかを線引きしたもんだかわからないので、親としてどの行動を止めたり咎めたりしたもんかなと悩むところではあります。 (同じように、雨が降り始めればコマンドで雨を止ませちゃうことも覚えたし、夜が来ればコマンドで昼間にしてしまうことも覚えたし、そのうちなんだか、溜まりに溜まった世の中の歪みたいなものに反撃されるんじゃないかと、しばしば怖くもなりますが、そんなものは日本人的な八百万な自然神信仰の刷り込み思考の結果でしかないのであり、これはマインクライフとの世界であって、そんなことはあり得ないんですけどね) 子どもは電子の世界でも残酷な遊びをすると考えれば、小動物をもて遊び、アリを踏みつぶして遊ぶようなもんだといえば、それまでなんですけどね。命の大切さを教えようにも、村人AIを命扱いするのも、なんか軽い感じもする…か…。 先日、Twitter上で、「壊れてゴミの日に捨てられているルンバ」の写真と共に、「壊れてロボットが未知の横に捨てられる時代が来てしまった」というツイートを観たところでもありました。 家事ロボットが想像の存在だった20世紀だったら、感情移入もしたでしょう。 1969年に登場した子育てロボットである「ドラえもん」は、人間のような感情を使いこなしていたので、彼が壊れて道端に捨てられていたなら、感情移入するのが当たり前。 アトムだってそうです。 1997年に登場した、学園ラブコメADVの「To Heart」では、「マルチ」が登場し、主人公(プレイヤー)からは恋愛対象となります。100%感情移入の対象です。 …という20世紀を過ごしてきたものの、いざ、壊れて道端に捨てられたルンバや、マインクラフトの村人AIにどこまで感情移入できるのかと言われれば、非常に迷うところ。 ゲームを通じて子供に何を教えられるのか、子供から何を教えられるのか。なかなか壮大な話になってきました。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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