INASOFT 管理人のひとこと

最近、スマホから、Wake up on LANを使ってメインPCの電源を入れるなど、現在の情報技術の進歩に色々驚いたりしているところですが、きっと近々、LAN外（インターネットから、スマホの電話回線を経由して）自宅のPCにアクセスしたくなる日も来るんじゃないかなと思います。

そうなったときのために、今から手段を考えておくのは無駄ではなかろう。

ということで、考えようかと思いました。

まず、自宅のルータのWAN側に割り挙げられているIPアドレスを、どうやったら簡単に知ることができるでしょうか。

自宅にいれば、ルータの設定を見ればすぐにわかりますが、肝心なのは、自宅にいないときに知る方法です。

現在のインターネット契約は、固定IPアドレスではないので、いつアドレスが変わってしまうかわかりません。

こうなったときに、パッと思いつくのはDDNSなわけですけど、お金を掛けたくないのと、自宅のルータが対応しているDDNS業者が少なすぎることから、あまり有効な作戦とはなりません。

となると、自宅機器から自サイトに定期的にアクセスさせ、そこに記録されるIPアドレスで判断するとかいうのはどうかな。

（自サイトは外部のレンタルサーバ業者のところに置かれているので、そこへアクセスさせれば、アクセス履歴からWAN側のIPアドレスが取れる）

自宅機器から定期的にアクセスさせる機器をどうやって準備するか、というのも課題になりそうですね。

前に話題に出した、超小型超低電力PCを起動しっぱなしにしておいて、そこからタイマ指定で定期的にHTTPアクセスさせるとかですね。

自宅のIPアドレスさえ分かれば、特定のポートを空けておいて、iPhone経由でWake up on LANでも、リモートデスクトップアクセスでも、レコーダに録画予約をやらせるでも、家庭内NASに置かれたファイルを取ってくるでも、なんでもできますからね。

（セキュリティは、ちょっと怖いから、別途考えるとして）

色々できそうですね。

それにしても、去年とか一昨年くらいは、遠隔操作で不正操作をさせられる恐怖！みたいなのが散々言われて来ていましたけど、ここに来て自分の日常的なPCの使い方を考えてみると、仕事にしろ私用にしろ、PCを触るときのほとんどが「遠隔操作による方法」になっちゃっています。

これもまた時代ですね。