INASOFT 管理人のひとこと


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■話のすり替えがうまい物理学者

2025年11月11日(火) 0:00:00



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少し前に、AbemaTVの番組で、超常現象/スピリチュアル系の話題を扱うもので観た光景。

そこでは、物理学者を呼んで話を聞くというコーナーがあって、そこで「次元上昇というのはあるんですか?」という話を聞かれていました。

物理学者の方はそれを受けて、「最新の物理学の理論だと、実際にはこの次元は3次元ではなく、もっと高い次元なのではないかと言われている」というような話(たしか、超ひも理論だと10次元とか11次元でないといけないという話だったか、そんな感じの)をしていました。

それを受けて、超常現象/スピリチュアル系な方は、高次元の世界が存在する、と理解して、なんか話が合っているような感じで番組が進んだんですけどね。

え?それでいいんですかね。
なんか、違くないですかね。

よく、超常現象/スピリチュアル系のYouTubeチャンネルで「○○ということがすでに科学的に証明されている」「量子力学の世界では人間の意識が影響を与える云々」とかいう会話が出てくるんですけど、なんというか、ずいぶんと自身の解釈に良いような解釈をしまくっているんじゃないかなぁと思ったり。

まぁ、それも含めてエンタメとして楽しむのが良いんでしょうけど、そういう話を詐欺に使い、金を盗み取る悪人がいることには注意しないといけないんですよね。


そういえば大学生の頃にプレイしたPC98のゲームで「デザイア」というのがありましてね。
最終的に、主人公たちが『位相の少しずれた世界』に飛ばされて閉じ込められるという演出があるんですけどね。

そういうSF好きの人に、大学数学所学者の数学入門分野『位相空間論』の教科書を渡したら、喜んで買ってくれるかもしれません。
まぁ、買って中身を読んだとたんに、「だましたな!」と怒られるんでしょうけど。

位相空間は、一般化された集合論の一種であって、"位相が少しずれたパラレルワールド空間"に行くための学問ではないんですね。

※イメージです


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