INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■家の中もハイテクにしたくて。Raspberry Piが温度から自動判断してサーキュレータを回すシステムを作りたい2023年 9月 9日(土) 0:00:00 |
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昨日のマクドナルドの件もありまして、家の中もハイテクにしていきたいなぁと思ったりして。 自宅では、Raspberry Piの常時起動サーバだったりとか、Wi-Fiルーターだったりとかが常に動き続けており、熱を発しております。 これらの機器が暑くなりすぎることを防ぐため、サーキュレータを設置しています。今現在は在宅勤務が多いこともあり、僕が暑いと思ったらサーキュレータを回しに行くようにしています。ただし、回しっぱなしだと電力効率が悪いですから、電源タイマーを設置していて、適当な時間にサーキュレーターが止まるように、人間の判断でOFFとする時間を設定していきます。 ただ、これは在宅勤務が多いことを前提としているわけで、今後どうなるかは分かりません。人間が居なくても、Raspberry Pi自身による温度の自動判定でサーキュレーターを回すようにしたい。 というわけで、赤外線リモコンでコントロールできるサーキュレータと、任意のタイミングで任意の赤外線信号を飛ばせる「USB赤外線リモコンアドバンス」を購入することにしました。もちろん、USBの接続先はRaspberry Piです。 上記商品のパッケージには、サイズはフリ○クに収まるサイズだと書かれていたので、ケースとして使う目的でフ○スクを買ってくることにしました。 以前にRaspberry Pi Zeroをフリス○に収めたときのことを思い出しますね。 参考にするのはRaspberry PiのSoCの温度で、Raspberry Pi OSならば、vcgencmd measure_tempで取得できます。 この温度が47℃以上になったかを基準として、ファンを起動させます。温度の監視は、crontabで1分おきに実施します。温度の確認等の各種ロジックはBashスクリプトで作成します。 で、いつも分からなくなるのが、Bashスクリプトでのif文の書き方、数値による条件文の書き方。その度にググって、いいのが見つかったら、それを参考に書き方を考えるのですが、今の時代は大変便利なツールがあります。AIです。AIに、「こんなのを書いて」とお願いすれば、書いてくれます。人間は机上レビューするだけで良い。 ほんと、便利な世の中になったものです。こういう分野であれば、AIは「ググる」よりも、極めて効率よく目的を達成できます。 次に問題になるのが、リモコンによるON/OFF制御の問題。たいていのリモコンの場合、ON/OFFは1つのボタンが割り当てられています。それでも最近のエアコンならば、ONのときとOFFのときで信号が分かれていることもあるのですが、今回購入したサーキュレータは、ON/OFFは同一の信号になっていました。 つまり、「温度が高くなってきたからサーキュレータをONにしよう」と思って信号を送っても、OFFになってしまう可能性がある。その逆も然り。 なので、ON/OFF状態をRaspberry Pi側でも持っておくなり、何らかの手段でON/OFF状態を知るなりする必要があります。 今回購入したサーキュレータの場合、リモコンからOFFタイマーを設定できるようになっていました。Raspberry Piが暑いと判定した後、リモコンでONの信号を送ったら、すぐにOFFタイマーを1時間に設定し、その後の61分間は温度監視を行わないモードに移行するようにすることで、ON/OFFの同期を取れるようにしました。 これで一件落着…だったのですが、一つだけ気に入らない点が。 今回購入したサーキュレータは、DCモーターを採用した静音設計を売りにしていて、赤ちゃんがスヤスヤ眠る様子が宣伝に使われています。 にも関わらず、リモコンでサーキュレータをONにするとき、タイマーをセットするとき、風量をコントロールしようとする時、極めてけたたましく「ピーッ!」というデカい音が鳴ります。こんなにデカイ音が鳴ったら、赤ちゃん、起きちゃいます。 幸いなことに、我が家において、このサーキュレータで冷やす対象は、赤ちゃんではなくRaspberry Piだから、デカイ音が鳴っても良いのですが、なんというか、こういうところの設計と宣伝との乖離って、どうにかならんもんなんですかね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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