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スマホに関する記事に「日本ではデータを保存する領域をROMと呼んでおり、ストレージと同じ意味で使われています。」と書かれていて、ビックリしました。いちおう本業ではIT技術者的なことをしているので、こういうので知らない知識がでてくると、かなりビックリします。 ROMって、Read Only Memoryだから、Read Onlyなのに書き込み場所に使われるのはおかしいよなぁ…と思ってしまったのは、10日公開のゆる言語学ラジオの堀元さんと同じ感想を抱きまして。 ROMとRAMが同じ3文字だから、容量表記のときに並べやすいらしいとか、ROMがストレージだぞ!と一足飛びにいきなり言われてしまうと、ビックリしてしまうわけですが、よくよく考えてこの情報を色々と掘ってみると、いくつかの(自分でも知っている)技術情報を掘り返せば、十分にたどり着ける話ではありました。
というところまでが、ひとかたまり。ただ、フラッシュメモリの存在が当たり前になると、フラッシュメモリがROMと呼ばれるメモリの一種であることを忘れてしまいがち。それから、
ということで、ROMとは、Read Onlyな要素よりも「電源を切っても内容を保持してくれる」ことの方が重要という歴史があって、さらにそれが書き換え可能になっていったという歴史もあったりする。 そういうことから、ストレージは、究極的にはROMの一種で実現されているので、ROMと略されてしまうという流れは、けっこう自然なのかもしれません。 ただ、僕の場合は、ファミコンカセットが「ROMカセット」と呼ばれていることが記憶に強く刻まれていて、これは書き換えが一切できない状態で書き込まれていることが重要だと教わった気がするので(一部、電池で内容を保持するバックアップRAM領域もあるけど)、やっぱりROMはRead Only Memoryで書き換え不可な印象が先行するんだよなぁ。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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