INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
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2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32]

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■動画作成あれこれ。いろんなYouTube動画を観て、最近流行の作り方はどんなのかな?とか勉強した

2022年 8月21日(日) 0:00:00



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今年の6月~7月で、INASOFTでの企画の一環で疑似シリーズ紹介動画を15本ほど作成しました。

また、各動画から1日遅れて、文字起こし版を、この「管理人のひとこと」に公開しています。(例えば第5回 『疑似シリーズ 雑誌発掲載!裏話』はこちら

動画再生回数と、文字起こし記事の閲覧回数をみると、文字起こし記事の閲覧回数の方が明らかに大きいので、INASOFTの読者層としては、いちいち動画で情報を見せられるよりも、文字情報として見せられたほうが良いと思っている人が多いんだろうなと思ったりしています。

まぁそれはともかくとして、今回はAdobe Premiere Proでの動画制作を経験してみるというミッションも兼ねていたので、動画制作そのものとして、貴重な体験ができました。

動画制作にあたり、最近の人気な動画(特に、解説系の動画)って、どういうふうに作られているものが見やすいとみなされているのかな?ということを研究しました。

動画の画面サイズについては、解説が重要なので、高い解像度である必要はないかと思う反面、昨今の動画は解像度が高いものが多く、「大きな画面で粗い画像を見せられる」と潜在的にストレスを感じる人が多くなっているのではないか?という想像が働いたこともあって、FullHD (1920x1080)で作成することにしました。

これについては、その時代時代の標準的な解像度に依存しそうなので、もし、3年後くらいに動画作成をするなら、4Kとか8Kの動画作成をすることになっていたかもしれません。

また、画面やトピックが切り替わるたびに、「カチッ(クリック音)」「ドン(太鼓音)」「ドドン(太鼓音)」「カシャ(カメラのシャッター音)」などの効果音をこまめに挟むと良さそうだったので、真似しました。効果音は、フリー素材として提供されているものが多くありましたので、それらを活用しました。

BGMは、疑似シリーズで使われているBGMや、INASOFTで公開しているゲームで使われているBGMなど、原則としてINASOFTでクレジットされている曲を採用していますが、一部は同一作者の別の曲を許可を得て使っているものもあったりします。これについては、フリー素材には頼らない形にしました。

解説音声については、ほとんどの場所でテロップを付けるようにしました。そういう動画が多かったので。

テロップを出す場合は、極力、テロップと音声で差異がでないようにしました。少しでも差異があると、動画を観ながらストレスを感じてしまうようだったので。よっぽどのことがない限りは、差異は出ないようにしました。

解説音声そのものについては、いろいろ悩みました。音声読み上げ系のソフトも多く存在していることは知っていましたが、自分自身がそれらをあまり好きになれなかったという事情もあり、自分で声を入れることにしました。

リモート飲み会用に用いている、あまり高くない、USB接続のマイクを用いています。

USB接続のマイク

高いマイクを使っても、さほど活舌の良くない自分の声が、より精細に聞こえてしまうだけですからね。

無いものは、自分で作ろう」というのは、フリーソフト制作をする際のモットーでもあるのですが、例えば、ゲームセンターCXではプロデューサーが自らナレーションを入れていたり、4ST宇宙ヤバイchといったチャンネルで、自ら声を入れている人がいたというのも、参考になりました。

声については、日を跨ぐと、なんとなく聞こえ方が違ってしまいます。

なので、間違えを見つけて翌日にセリフを付ける場合、間違えの箇所にパッチを当てるようにしてしまうと、変な感じになってしまうことが、基本的には周辺を含めた全セリフを入れ直しになりました。

最後に総集編/アップグレード動画を作成したわけですが、思ったより大変だったという話は、この日の記事を参照ということで。

最後に、動画制作について子供と話をした際、「パパはユーチューバーなの?」と聞かれましたが、「顔は出していないし、ユーチューバーではないよ」ということを答えました。
世間的な認識としては、YouTuberの定義って、どうなっているんでしょうね? 顔を出して辛い焼きそばを食べたり地球グミを食べたりしていたらYouTuberなのか? 顔を出していなくても声を出していたらYouTuberなのか? VTuberは顔を出していないけどYouTuberの一種なのか? 例えばラジオ動画でも制作に携わっていたらYouTuberと言えるのか?

まぁ、YouTubeへの動画公開で生計を立てることができているわけでもないし、そもそもYouTubeの動画広告収益が得られている状態にもなっていませんし、自らをYouTuberだと自認できる状態にはなったいないだろうなという認識です。

狭義の「YouTuber」としては、(収益有無、顔出し有無等に寄らず)継続的に動画を上げ続ける人のことを指していることが多いようですが、このチャンネルの場合、疑似シリーズ紹介動画制作企画がひと段落した時点で、いったん、継続的な動画公開は止まっているため、そういう意味でも、継続的な動画公開はできていないから、YouTuberではないんだろうなと思っています。

あ、ちなみに、顔出しについて、今回は実施しませんでしたが、完全否定しているわけではないです。

過去には写真だけではありますが、2001年の窓の杜取材時とか2002年の窓の手作者 猪川氏との対談時とか、2011年にソフトニック社にお邪魔した時とかは、普通に顔出ししていましたので。


ちなみに、前にも書いた通り、動作環境を準備しづらくなったソフトウェア資産を、動画形式で保管することを目的としていて、その置き場所としてYouTubeを利用させてもらっているという立ち位置の活動ということもあり、チャンネル登録者数を増やしたり、動画再生数を増やしたり、収益を得ることが主目的になっているわけではないということが、他で一般的に想像されるYouTuberの姿とは異なるところかもしれません。

とはいえ、チャンネル登録者数が増えたり、動画再生数が増えたりすることはうれしいことです。

動画再生数について、どんな傾向があるかを調べてみると、一目瞭然で「PC98」とか「MS-DOS」とかのキーワードがあるものだけ、桁違い(3桁回数)で再生数が多かったりします(他は2桁)。自分がどんな視聴者に期待されているか、一目でわかりそうな結果が出ているのが面白いところです。

というわけで、当チャンネルに、お盆休み最終日としてアップロードする予定の動画は、PC98/MS-DOSにちなんだ動画になる予定です。本日9:00公開予定。お楽しみに。


お盆休み明けになると、また多忙な日々が始まってしまうため、動画制作はしばらくストップになるかなと思います。


ちょっと悩んでいるのが、例えばTwitterで画像を上げた時とかなんかだと、古いソフトウェアのスクリーンショット(一太郎 ver.4、Turbo C++、電大バス、おしおきキライ2、東方夢時空、東方幻想郷、SuperDepth、NyaHaX'93……)を貼ると、明らかにバズるんですよね。

いちおう、引用の範囲だろうと考えて静止画を貼っていますが、動画形式で公開しようとする場合、例えば、SuperDepth、NyaHaX'93のプレイ動画を引用しようとした場合、映像・BGM・効果音が載ることがリスクとなって、引用の範囲として微妙になることを恐れてます。なので、これらを紹介するにしても、静止画での引用の範囲に留まるかなと思っています。

実は、本日9:00にアップロードした動画でも、この動画の主題に対する代表的なサンプル(当時のPC98愛好家たちが最も思い浮かべるであろう代表例)として、SuperDepth、NyaHaX'93のプレイ動画を引用しようとも考えたのですが、一度はその状態で作ったものの、やめて、静止画のみの引用としました。



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