INASOFT 管理人のひとこと


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■右耳難聴3日(最終日)。雑音と普通の音が聞き分けにくい、自分の声やら咀嚼音やら聞こえすぎ、他…

2022年 4月21日(木) 0:00:00



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右耳が急に聞こえなくなって、耳垢がガッチガチな状態で耳の奥にあることが分かって取り出せないので、3日間は薬を入れてふやかす作戦中です。

今日で3日目なので、今日の午後には再び耳鼻科に行って、ガッチガチの耳垢除去を試みるのですが、それまでは右耳の聞こえない状態が続くので、感覚の乱れのような状態が続いています。例えば、次のような感覚。

  • 右耳は単に聞こえづらくなくなっているわけではなく、キーンという耳鳴りがけっこうな音量で聞こえてきています。とはいえ、意識すると聞こえるし、意識しないようにすれば忘れることができるし、夜眠れなくなるということもありません。
  • ただ、右耳は聞こえづらい状態になっているためか、「受信感度最大」みたいな感じになっているらしく、自身から発する音のエコーバック(?)が爆音で聞こえます。自分の声、咀嚼音、つばを飲み込む音等。普段、こういう音は脳が意識へ届ける前の処理過程で軽減してくれているはずなのですが、それが行われずに意識に流れ込んでくる感じ。シェーバーによる髭剃りの音も爆音で聞こえてくる。そういえば、普段シェーバーを使っている時、シェーバの音は自動で薄められる一方で、周囲の音も同時に薄められて聞き取りづらい状態になっていた…と思うのですが、今はどちらも爆音で聞こえてきている感じ。
  • そもそも、雑音と重要な音(人の声、車の接近音、スマホ機器の発信音等)が同レベルで聞こえてくる状態になっています。これは、難聴の人が苦しんでいる症状として、知識としては知っていたのですが、まさか右耳が耳垢でガッチガチに詰まっただけで、自分自身がこの状態に陥るとは夢にも思いませんでした。これは怖くて外を歩けないし、正直なところ、リモート会議も怖かったです。ただ、リモート会議の場合、雑音はソフトウェア側で取り除いてくれている(音声信号の軽量化のため)ので、意外とちゃんと聞こえました。リモート会議システムによっては、自動的に字幕を表示する仕掛けもある場合があり、ほとんど支障はありませんでした。
  • 部屋の中でモノが落ちた時、単純にその方向が分からず、何が落ちたのか?どこに落ちたのか?ひたすら探しまくることになりました。
  • 前述のとおり、音が発せられた方向が分からなくなるのだが、単に分からなくなるのではなく、脳が思い込みで勝手に方向を決めてから意識に送り込んできているらしいことも分かりました。4月19日の記事の後半の方でも書いた通り、長女がテレビで視聴していたYouTube動画で発せられた声のうち、知っている登場人物の声はテレビの方向から聞こえ、知らない登場人物の声は反対方向から聞こえて来ているように感じられました。また、コンビニへ行くために道の左側を歩いていたら、車の接近音は右から聞こえてきましたが、自転車の接近音は左から聞こえてきました。左を見ても何もおらず、右後ろを見たら自転車がいました。記憶や知識を基に音の聞こえてくる方向を勝手に割り当てる動作と、単に聞こえる側の耳がある方向からに割り当てる動作が混在するため、混乱しました。

というわけで、我々が音の発せられた方向を認識するとき、我々の脳は両耳で感じた音量の違いであるとか、両耳で感じた音の時間差であるとか、音量差(耳が出っ張っているため、前方からに比べて、後方聞こえてくる音量は小さく感じるから、前後方向を認識できるらしい)などの情報を使うそうですが、そのシステムが使えなくなった際、我々の脳は、どうやら記憶やら思い込みやらで方向情報を補完した上で、意識へ音の情報が伝えられるようですね。

加えて、これらのシステムが使えなくなると、方向情報の補完に脳のリソースを使い切ってしまうためか、雑音と重要音の自動認識のシステムが止まって、雑音が軽減せずに認識されてしまって、非常に生活しづらくなる。ただ、テレビ番組やYouTube動画で表示されるテロップが、ひたすらありがたい。リモート会議システムでは通信料軽減のために雑音が取り除かれているし、自動字幕機能もあったりするので、ひたすらありがたい。リモートワーク生活しててよかった。

さて、耳に目薬っぽい薬を入れて、ガッチガチに固まった耳垢を溶かすわけですが、溶かしている間はヒマになります。以前のように本を読んで暇をつぶすことができないので、YouTube動画でも観ていることにしました。

以前にチャンネル登録をしたものの、ほとんど見ることのできていなかったチャンネルです。生物ヤバイch宇宙ヤバイchの人が運営しているチャンネルで、最近、宇宙だけでなく生物に興味を持ち始めたために作ったのだとか。そんな感じで興味を持ってチャンネル登録をしていたものの、過去動画を観る余裕はなかったので、ほとんど観ることができていませんでした。それをまとめて観ることにしました。

いきなり気になっちゃったんですが、3分35秒付近で、「1985年にロシアで起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故…」の箇所。半年前に公開された動画ということを考慮すると、仕方がない。多分、僕自身もこの頃は誤解していました。チェルノブイリがロシア国内にあると思い込んでました。

旧ソ連の中で、ロシアは存在感も面積も大きかったので、旧ソ連で起きた事件はだいたい、ロシアで起きた事件だと捉え直してもよいことが多かったので、僕自身もチェルノブイリがロシアにあると思い込んでました。

つい最近、プーチン戦争の関連ニュースで、チェルノブイリ(チョルノービリ/Чорнобиль)はウクライナ国内(キーウ州/Київська область)の地名だと知りました。というか事故を受けて発電所周辺は完全に放棄されて隔離されていたのだと思い込んでいたのですが、2000年までは他の原子炉の運転は続いていたんだそうですね。色々と、思い込みは怖いですね。



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