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サピエンス全史(上)を読んだのが、ちょうど去年のことなので、結局下巻を読まないまま1年間経ってしまった……。時間さえあれば読みたいんだけどな……。 ![]() この本に書いてあったことは、なかなか衝撃的だけど面白いことだったので。 小麦は人類を騙し(?)、人類に繁殖させることにより、地球全体で生きることができるようになった植物で、まさしく「虫媒花」ならぬ「人媒花」なわけですが、一方で、地球全体で生きることができていることを以て、「小麦が幸せになった」と言えるのかどうかというと、そんなことはない。 人間は地球全体で70億人に増えたけど、「俺たちは70億人に繁殖できて、幸せだなぁ~」という実感を持てたことがないのと同じで。 「40代前半男性の平均所得額が○○円です」と言われたところで、自分に入るお金が増えるわけでもないし、幸せを感じられないのと同じで。 ビルゲイツが離婚をし、アメリカの独身男性の平均資産額が急激の上がり、アメリカの既婚男性の平均資産額が急激に下がったからと言って、アメリカの独身男性が急に幸せになったり、アメリカの既婚男性が急に不幸になったりしないのと同じで。 結局、幸せを感じられるかどうかは個の問題であって、全体とか平均とか総額で語られるのは、何かを隠しながらアピールしているということなんだろうなと思う。 「総額100億円キャッシュバックキャンペーン」みたいなやつも、「総額100億円」という響きにびっくりさせられがちだが、1人1人に換算すると微々たるもんだったりとかするのと同じで。 「わが国ではコロナ対策に○億円かけていて、これは世界的に見ても…」みたいなのも、今までに普通に使われていた予算も「これはコロナ対策っぽいぞ」と少しでも思える使い道なら、コロナ対策とラベリングし直しているだけだったとか。 なんだかそういうレトリックって多い。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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