INASOFT 管理人のひとこと

■数日でゲーム棚の肥やしになることはわかりつつも「ゲーム＆ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」購入

スーパーマリオブラザーズの1作目の登場から35周年ということで、この1年間はスーパーマリオシリーズの作品(特にリメイク)が多く登場した年になりました。

多くはNintendo Switchで動作するゲームソフトだったかと思いますが、その中で異色だったのは、ゲーム＆ウオッチ スーパーマリオブラザーズでした。ポケットサイズの超小型のポータブルなゲーム機の中に、時計機能、スーパーマリオブラザーズ１＆２、ボールの4種類の機能が入っているというもの。ちなみに「ウォッチ」ではなくて「ウオッチ」であることに注意が必要。

とはいえ、今日まで多く登場している、Nintendo Switch向けのスーパーマリオシリーズの作品(特にリメイク)については、ほぼ未消化の状態で残っているところに、これを購入して大丈夫なのか？どうせゲーム棚の肥やしになるのが分かり切っているのに、買うべきかどうか、悩みました。

悩みに悩みに悩んで、

肥やしとする覚悟ができました。

時計機能では、時計を模したブロックがあって、その下をマリオや敵が動き回るというもの。観ていて飽きません。たまにルイージが出てきます。

初代スーパーマリオブラザーズとスーパーマリオブラザーズ2は、ファミコン時代のゲームがほぼそのままで遊べるようになっています。最近のSwitch向けのバーチャルコンソールのように、巻き戻し機能のようなものはありませんが、1回分の中断セーブは可能になっています。

細かいところでは、

• Copyrightの年の終わりが2020になったこと。
• [Start][Select]ボタンが存在しないことから、タイトル画面からのスタートは[A]ボタンを押すように変更されたこと。
• 同じくコンティニュー(裏技)用の[A]+[Start]が使えなくなったこともあり、タイトル画面で[B]ボタンを押せば、過去に到達したワールドまでスキップする機能が追加されたこと。
• タイトル画面からのスタートで[A]ボタンを長押しすると、残機が∞(無限大)となること。

のような変更が加えられていますが、それ以外は概ねそのままです。初代スーパーマリオブラザーズの1-2から裏技（バグ技）で行くことが可能な「　－１」（いわゆるマイナス１面。正確にはワールド部分が空になっている）にも行けるっぽいです（自分では試していません）。

搭載されているCPUはArm系のものらしいですし、たぶん、バーチャルコンソールと同じようにエミュレーションをしているんでしょうね。ただし、上記の通りボタン配置変更、ステージセレクト機能追加、残機無限などの機能変更／追加は、どのような方法で行ったのか。当時のアセンブラに手を加えたのか、別の最新式の方法で追加したのか。興味深いです。

ちなみに、ボタンが小さくてプレイする感覚を掴むのが難しかったですが、1時間もプレイしていると、この大きさにだんだん慣れてきて、スムーズにプレイできるようになりました。

時計機能のマリオについては、決まった絵を流しているだけなのかな？と思ってました。

ただ、Aボタン、Bボタンを押すと、緑ノコノコか赤パタパタのいずれか一方が画面上に追加され、マリオがその動きに応じて行動を変えるので、マリオは自律的に動いているっぽいです。ただし、たまにミスするのが愛らしい。

ちなみに、AボタンとBボタンを同時に押すと、画面上のブロックが光りだしました。どうやら、発表されていた35個の隠し機能のうちの1つのようですね。