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■【ネタバレなし】空き時間が確保できたのでシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇を観てきました

2021年 3月20日(土) 0:00:00



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ネット上で、ネタバレツイートを見ないようにとビクビクしながら過ごすのも辛くなってきたことと、イイ感じで空き時間の確保に成功したこともあり、「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」を観てきました。

そういえば、過去の新劇場版にあったような「ヱヴァンゲリヲン」ではなくて「エヴァンゲリオン」の表記に戻っていたんですね。

>シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇
>シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇で映画館に入る時にもらったもの

今日はネタバレなしで書こうと思うので、ロクなことは書けないのですが、というか、正直なところ、つまらなくはないし、興味深かったものの、過去の同作を観た時と同じように「どう解釈したらよいのかよくわからなかった」というのが正直な「感想」でした。

そこで、映画が終わった後、「周りの人はどういう評価をしたのかな?」と、耳をそばだてて聞いていたところ、後ろの席の人が「考察サイトを見よう!」と話し合っていたのが聞こえました。というわけで、僕の思った「感想」も、あながち間違ってなさそうですね。

正直なところ、少なくとも自分にとっては、ネタバレにビクビク怯える必要はなかったです。僕にとっては、映像の雰囲気からガンガン影響を受けるのが楽しかっただけだったので。ただし、前作「Q」までを観て、きちんとシナリオを独自に考察できた/シナリオから感銘を受けることができたという方は、本作でもシナリオからきちんと感銘を受けることができると思いますので、ネタバレにビクビク怯えて過ごす必要があります。たぶん。

自宅に帰り、いくつかの考察記事を読んで/考察動画を観てみたのですが、なるほど、それを踏まえると、タイトルの文字が戻っていることのアレコレとか、シナリオ内のあんなシーンやこんなシーンも説明がつくのかもしれない。

ただ、過去のエヴァンゲリオン/ヱヴァンゲリヲンを観て、それに対する様々な考察記事を見ると、庵野総監督は、ひとまず「訳の分からない、ただし意味深で、映像はとてつもなくきれいな作品」を本気モードで製作・公開すると、自動的に「観ている観客が勝手にあれこれ想像し、勝手に考察し、勝手に合致点を見つけて、勝手に盛り上がり、勝手に次回作の興行収入がアップし、関連グッズの売り上げもアップする。作り手の欲望とマネタイズの双方でウィンウィン」という、庵野総監督と観客の、ある種の共犯関係が成り立つような土壌があるんじゃないかなと思ったりもします。

なんなら、「次回作の冒頭12分間を先行公開します」とか言って、それをおまけ上映させてくれる映画や、テレビ番組の売上/視聴率をアップさせたりします。

それらを踏まえると、「訳が分からなかった」という感想を最初に抱くのは、ある意味当然のことで、そこへ「無理でもいいから考察をしたり、あるいは、考察結果をネット上にアップする人がいて、それを見て盛り上がる人がいて、関連グッズが売れまくる、考察本を同人誌で売るなどして、経済が回りまくる」という「社会現象」に昇華することこそが、正しい在り方なのかもしれません。

知らんけど。

他の方が言っておられましたが、作品作りをする際、シナリオを見せたくて後から絵を付ける人もいれば、作りたい/見せたい映像があって、シナリオは後から辻褄を合わせるように作るという人もいます。庵野総監督によるエヴァンゲリオンのシリーズは、どちらかというと後者であり、しかも「シナリオは辻褄が合っているか?」については疑問符が付いたままという状態なのではないかなと。それでも人々は観に行き、勝手に考察し、勝手に盛り上がり、全員がウィンウィンになるから、すごいんだろうな、と。

ちなみに、「直前にトイレに行っておいたほうが良い」という事前アドバイスは、大変役に立ちました。普通に、上映時間が長くて、最後のクライマックス頃に膀胱マックスになりかねないので。

>次はトムとジェリー(実写)を観に行きたい

さて、可能なら、次は「トムとジェリーの実写(?)」を観に行きたいですね。長男がトムとジェリー好きなので、ぜひとも子供を連れて観に行きたい。イイ感じで、コロナ禍が収束していてくれればよいのですが…素直にDVD化を待ったほうが良いかな。

ところで「大嫌いだけど、好き」というキャッチコピーが、ちょっと受け入れづらい。トムとジェリーの関係は「大嫌い」をベースとするものだったのか?過去作品を見る限りでは、そんなに言うほど「大嫌い」という関係ではなかったはず。いろんなことでなんだかんだ助け合っていたはず。



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