INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■プチ壊れたハードディスクの再利用は可能だろうか。壊れ方次第だけど。2020年10月28日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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先日ブチ壊れかけてたハードディスクですが、読めなかったファイル4つはバックアップから復旧し、新しいハードディスクを買ってきて全ファイルをコピーし、失われたデータはゼロで収めることができました。 失われたデータはないということで一安心したところで、この壊れかけのハードディスクの次なる使い道を考えてもいいのかなと考えました。 フォーマットして、不良セクタは代替セクタを使うことにできれば、もうちょっと使い続けることもできるんじゃないかな?とか思ったり。 Raspberry PiからWindows 10のPCに繋ぎ変え、NTFSでフォーマットを開始しました。クイックフォーマットではなく、通常フォーマットで。 そしたら、「フォーマット中」と表示されたまま、止まってました。 いや、止まっているのかどうかも分からない。ハードディスクのランプは点滅しているので。 ただ、「フォーマット中」の表示って、普通は後ろに進捗率(%)が表示されませんでしたっけ? 違和感があります。 1時間ほど待っていたら、「ディスクの管理」画面から、ドライブの表示が消えてしまいました。 フォーマットが終わらないまま、アンマウント状態? 絶対おかしいですね。 ハードディスクのランプは点滅し続けています。 ハードディスクに耳を近づけたところ「カラン、カラン、コロコロコロコロン、カラン、カラン、コロコロコロコロン、カラン、カラン、コロコロコロコロン…」を繰り返してます。 あ、これ、ハードディスクが壊れた音か…。 ハードディスクを切り離し、再度フォーマットをしようかと思ったのですが、ドライブが認識されず。 もう一台のRaspberry Piに繋いだらドライブが認識された(/dev/sda)ので、partedしてmkfsしはじめたら、「Creating Journal」したまま一時間停止。 あ、これ瞬断・瞬接続されましたね。 絶対におかしいな。 ダメ元でもう一度Windows 10のPCに繋ぎ、NTFSフォーマット。今度はクイックフォーマットで。 やっぱり、「フォーマット中」と表示されたまま、止まってました。 そのまま半日放置し、PCに再度繋いでみたら、そのドライブがHドライブとして普通に認識されました。 おかしいのは確実ではありますが、チェックディスクを掛けましたが、進捗バーは「し」の下で止まりっぱなし。 ああ、ダメだな、こりゃ。 「キャンセル」ボタンを押しても、反応なし。 さて、どんな壊れ方をしていたんでしょうか? 最初の症状は、読めなくなったファイルが4つあって、421個のブロックがリードできないというエラーでした。 普通の使い方をしている場合、例えばウイルスチェックや定期スキャンなどでディスク全域にアクセスを定期的に行っていたならば、リードしづらいブロックがあると、まだ読み出せるうちに代替セクタへの移し替えが行われます。これはユーザーに気づかれないうちに行われることが多いようです。 今回の場合、Raspberry Piに繋いだHDDだったし、倉庫のような使い方をしていたため、「リードしづらい」うちに見つけることができず、完全にリードできなくなってから問題が発覚しました。こういう場合、完全にファイルを読みだせない状態としてユーザーは突然知覚することになります。 というわけで、今回は、完全にファイルを読みだせなくなったブロックが421個あった状態でした。 それをWindows PCに移動し、フォーマットを掛けたわけですが、ここでフォーマットが途中で止まるとか、PCとの接続が瞬断されるような状況が生じました。 となると、何が起きているんだろう。
再度衝撃を加え直すと復活することもあるらしいですが、まぁいずれにせよ、再利用するのはちょっと怖いですね…。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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