INASOFT 管理人のひとこと

最近、Twitter上で「インターネット老人会」というキーワードとか「インターネット初体験」というキーワードを見かけることが多くなった気がします。

そこで、ふと気になりました。自分がインターネットに最初に触れたのはいつだったか…。

1995年に高校に入学し、1998年3月に高校を卒業すると同時に、予備校に入学。

予備校で一年間の足踏みをした後、1999年4月に大学に入学し、それからすぐに、自宅にインターネットを引きました。

当時はPCと電話回線をモデムで繋ぎ、プロバイダに電話を掛けることで、電話経由でインターネット接続をしておりました。

当然、テレホーダイでの接続なので、主なインターネット利用時間は、専ら夜23時～翌朝5時の間でした。

「INASOFT」のWebサイトも、当時契約していたプロバイダのホームページスペース上に作ったのが最初となります。

(ジョークソフト制作サークルとしての「INASOFT」は、1997年に高校の文化祭に出展した作品が初出）

当時閲覧していたサイトは、テキスト系（読み物系）サイトというやつで、「侍魂」とか「ろじっくぱらだいす」とか「ちゆ１２歳」とか。

あ、「ろじっくぱらだいす」は、今でも更新が続いていますね。

少し経つと、Flash動画が流行り始め、吉野家のアレとか、赤い部屋のアレとかを見てました。

フリーソフトの公開が熱心だったころは、雑誌収録が頻繁に行われており、謝礼として掲載誌が送付されてきていました。デバイスドライバの主な入手先は雑誌付録のCDでしたっけ。

最初に収録されたのはインプレス社の「DOS/V POWER REPORT」だったか。

アスキー社／エンターブレイン社の「TechWin」にも収録されていて、確かこの雑誌の付録に、当時話題になった「ペリーのお願い」（大人計画の宮崎吐夢さんの声でペリーが開国をお願いする）が入っていたんだったか。

当時の主な悩みは、(当時)ソフトバンク系の雑誌である「ネットランナー」に誤掲載が多かったこと。

仲介に入っていた津田大介さんが、大変苦労されていたのが、今となっては良い思い出です。

…というわけで、落ち着いてインターネットにつながったのは、1999年の大学入学後のことなのですが、インターネット初体験は…もっと前だった気がします。

1997年に、部活動の後輩が、自宅でインターネットをしているという話を聞いたのが、最初にインターネットを身近に感じたときだったかな。

ちなみに、プロバイダは倒産してしまったとかで、メールアドレスもホームページも消え去ったとかいう話も聞きました。当時は、雨後の筍のごとく、プロバイダが誕生していましたからね。

で、自分で実際にインターネットに触った体験は、1998年に、入学したい大学を選ぶために、文化祭シーズンにあちこちの大学を訪れた時、「インターネット体験コーナーあります」という看板を見て入った部屋で、だった気がします。

たしか、当時観ていたアニメ番組の名前を、検索エンジンで検索したんだったかな。

検索エンジンは、Yahoo!Japanだったか、gooだったか、infoseekだったか…。ちょっと忘れてしまいました。

使っていたPC上で動いていたOSは、Windowsではなかった気がします。

当時はMS-DOS/Windows(3.1/95)以外のことについては全く知識がなかったので、見てもよくわからなかった気がする。

大学の文化祭で「インターネット体験コーナー」を配置することに、どんな魅力があったのかはよく分かりませんが、僕みたいなネット未体験者が釣れるので、何か良いことがあったのかもしれません。

考えてみると、当時、家電量販店に行くと「インターネット体験コーナー」が設けられていて、自由に触れるパソコンが置いてあった気もしますね。

もしかすると、後から履歴の一覧を見て、「こんなことを検索している奴がいるのか！」と笑われていたのかもしれませんけどね。

10年くらい前の時点でも、市の施設とかでは、自由にインターネットにつながるパソコンが置いてあったりしました。

今でもそういうのはあるのかな？