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■「うたわれるもの 二人の白皇」プレイ完了

2016年12月17日(土) 0:51:10 [さくらのブログから転記]



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(前半ではネタバレしません)


11月29日に、「うたわれるもの 偽りの仮面」(PS Vita)のプレイを開始し、12月6日に「うたわれるもの 二人の白皇」(PS Vita)のプレイを開始し、昨日(12月16日)未明、クリアしました。

偽りの仮面」も長かったが、「二人の白皇」はもっと長かった。

終盤かと思っていたところは中盤でしかなくて、そこからようやくストーリーの核心が始まり、前作「偽りの仮面」で事件を起こした犯人がようやくわかるようになり、前々作の舞台トゥスクルに行ったり、前々作の登場人物が次々と登場して、ついに「あの人」まで登場して、ストーリーは強烈に盛り上がっていきました。

やっぱり、ゲームというのは総合芸術ですね。

ユーザー入力とそのレスポンスがゲームの中心ではありますが、ストーリー・絵・効果音の組合せ、BGMとの組合せ。

ゲーム作品ってのは、人間の感覚のほとんどを使う演出を行い、没入感をもたらす。

特に「二人の白皇」は、BGMの使い方がすばらしい。

「偽りの仮面」のアニメ版OPテーマである「不安定な神さま」と「不安定な神さま・劇伴」を伴うストーリーの盛り上がり・演出・BGMの入り方が最高。

ってか、前作のアニメ版のOPテーマを次回作のBGMに使うとか、アリなんですね。

けっこう避けがちなことだと思っていたんですが、タブーを破ってこそ、呼べる感動ってのもありますからね。まぁ、タブーってのは言い過ぎか。そもそも、アクアプラスの社長が作曲している曲なんだし。

OPテーマとして単体で聞いているときとは異なる、気持ちの高ぶりを味わえました。

やっぱり、うたわれるものは最高ですね。作り手の気合いの入り方が違う。


(後半ではネタバレします)






冒頭に戦闘パートの実地解説があったのはよかったですね。

前作(偽りの仮面)をプレイしてから時間をおいてから本作をプレイした人にとっては、ちょうど良い。

さて、前作では示唆のみであったクオンの出自について、本作では冒頭で明示されます。

ああ、やっぱりそうですよね。前々作の主要人物、ハクオロとユズハの間に生まれた子供でした。

そこからは、前々作の懐かしい登場人物が登場したり、この時代相応っぽい物語が展開します。

オシュトル(ハク)とその周辺の登場人物達の、苦悩・・・とくにネコネの・・・あたりは、非常に濃厚に描かれていて良かったですね。

逆に、これをアニメにするのは大変だろうな、とも思います。ゲームならまだしも、ストーリーの要点だけを摘まんでいくアニメにすると、観ていて苦しいシーンが続きそう。

今のところ、アニメ化の計画はないと聞いていますが、多分、ファンの声としては、アニメ化は必須だと思っているので、シナリオライターの腕の見せ所ですね。

帝都奪還で終わりかなぁと思っていたら、ビックリ。まだまだ中盤でした。

その後は、死んでいると思ったら生きていた人、古代人類の技術、前々作の舞台トゥスクルへの渡航、やっと登場するエルルゥと・・・その後に出てくる、まさかの声!小山力也さんの声!

前々作の最後で封印されて、ハクオロはもう終わりなんだと思っていたので、この登場は意外でした。

同人小説みたいので、ハクオロが帰ってくるようなお話を書いている人は見かけたことがありましたが、公式でもハクオロが帰ってきている(この時点では、声で、意思の疎通ができる程度みたいですが)って描写が出てくるとは。いや、しかし、うれしいな。なんとなく。

その後の、ウォシスとその周辺の人物達の心情を理解するには、もうちょっと時間が掛かりそうな気がします。

ここらあたりは、戦闘パートのウザさだけが印象に残った。

エンディング後、アンジュが帝の後を継いで、その名の通り「ミト」として行動しているのは、笑えました。

ハクオロが人間になって戻ってこれるシーンが描かれたのは、前々作のファンへのサービスでしょうね。

また、ハクについても、消滅したわけではなく、別のやり方で活躍していることがきちんと明示されたのは、興味深い。

この2つについては、ファンの間でも、評価が分かれそう。

続編・・・すくなくともファンディスクは登場して欲しいなぁ。ハクオロのその後も気になるし。



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