INASOFT 管理人のひとこと
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■まだ健在なマイナスイオン
2013年10月15日(火) 0:00:00 [さくらのブログから転記]
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住宅用の壁紙資料を見ていたら、「マイナスイオン壁紙」なるものが堂々と掲載されていました。
ネット上で「マイナスイオン」とググれば、怪しいものであることが一発で分かりそうなページが真っ先にヒットするというのに、なぜこんなところにマイナスイオン関連製品が存在しているのか。
よくわからん。
で、ネット上で「マイナスイオン壁紙」の言葉で検索すると、今度は肯定的なページが真っ先にヒットしたりする。わけわからん。
マイナスイオンに関する話としてはウィキペディアの説明でも見ていただきたいわけだが、まぁウィキペディアの記述自体の信憑性云々を論じるとややこしいことになるわけだけれども、少なくとも僕の周辺の理解はそうなっているわけで、さてさて今更マイナスイオンの効能を謳った製品が堂々と存在しているのはどういうことなんだか。
多分こういうのは、いわゆる「情弱」相手の商売なんだろうな。
怪しい壺を売る謎の宗教家は、いつの時代も無くならないし。
この、スペースシャトルがひっきりなしに宇宙へ飛ぶ時代に。
幸運を招く宝石の通販は、全然無くなる気配はないですしね。
そういえば、この前聞いた話では、幸福を招く宝石の産出地って、戦争ばかりやっているらしいじゃないですか。ヤバイですね。
一流スポーツメーカーも、体に良い商品とか言って、謎の腕輪を売っていたりするそうですからね。スポーツ用品メーカーも、そういうところで儲けたりするんですね。
所詮は人の子ってことなんでしょうね。
あと、だいぶ前に実家にも置いてあったのを見たことがあるのですが、磁石のパワーで人間にだけ都合の良い健康水を出すための装置ってのがありましたね。
あれ、何者なんでしょうね。
せめて、浄水器としての力が発揮されていたのなら良いのですが、それすらなかったのなら、ガッカリですね。
ちなみにその商品をネットで検索してみると、今でも元気に売っているのがわかります。
通常の水道水の「オーラ」と、その製品を通した場合の「オーラ」を写真で比較し、すごさをアピールしています。
マジかよ、ヤバイよ。インターネット上でオーラとか言われても、うさんくささしか浮かんでこないよ…。
そういえば、中学から高校に上がるときだったかなぁ。
大きな駅から近隣の商業施設に向かう途中、「あなたの幸せを祈らせて下さい」的な人に、手をかざされたことがあります。
ああいう人達は、今でも存在しているみたいですけど、やはりこう、いくらネットが全盛になっても、スペースシャトルが空を飛ぼうとも、のさばり続けていますからね。人間の深層心理なんてモノは、科学が発達したからといって、そう簡単にぬぐい去れるモノでもないのかもしれません。
ってか、最近も「放射能を除去する菌」というのが流行っているらしいじゃないですか。
もっともらしく聞こえるし、まだ世間の一般的な評価も定まっていないですが、こういうのこそ、こういう時代だからこそ、慎重に見極めないといけないですね。
あと、先日も朝の情報番組（たしか、めざましテレビ）で、「首から提げるタイプの除菌グッズ」とかいうのが堂々と紹介されていました。
が、それってだいぶ前に、効果が無いどころか、人間にとって危険性すらあるとかって言われていた商品なわけで、朝のテレビの情報番組で堂々と紹介されているのを見かけるとは……寒気がしました。テレビも金を払えば情弱相手の商売を手伝ってくれるって事でしょうかね。
あ、そういえば、マイナスイオンの件も、最初は情弱相手の商売でしたもんね。
情弱っていうと、情弱御用達の某ウイルス対策ソフトを思い浮かべちゃいますけどね。こういうのが続くと、ああいうのもどんなもんなんだか……疑問に思えてきました。
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