INASOFT 管理人のひとこと

昨日、フィードバックページより、「コピペテキスト修飾除去」でショートカットキーにより実行する機能を付けたらどうか、というご提案がありました。

いちおう、現状存在している機能の組み合わせで実現できなくもないのですが、ちょっと中途半端な状態になっているんですよね。

方法をご紹介します。

（でも、最近になって分かったのですが、環境によってはうまく動作しないらしいです）

• 参考にするヘルプページはこちら
  ■メニューの各項目の説明
  https://www.inasoft.org/webhelp/delattr/HLP000017.html
  ■コマンドライン オプション
  https://www.inasoft.org/webhelp/delattr/HLP000021.html
• 本ソフトの設定として、「クリップボードの監視を一時的にOFFにする」にチェックを入れておきます。
• デスクトップやスタートメニュー内に、DelAttr.exeへのショートカットファイルを新たに作成します。このとき、コマンドラインオプションとして /R を指定します。
  ショートカットの「リンク先」が「"C:\Program Files\DelAttr\DelAttr.exe" /R」などのようになる感じ。
• ショートカットファイルの「ショートカットキー」を「Ctrl + Alt + R」などになるようにします。ここで指定したキーがショートカットキーとなります。
  (Ctrl + Alt + … が最低限必須なキーの組み合わせとなります。メインで動いているソフト以外への司令となるので、これくらいの修飾は必要ということでしょうか)

とりあえずこれで、ショートカットキーによる「コピペテキスト修飾除去」の機能実行が可能になります。

で、これをここで紹介しようと思って、事前にいくつかの環境で試してみたのですが………なんだかうまくいかない環境が、少し存在しているみたいです。例えば、

• ショートカットファイル群からショートカットキーをサーチする処理に時間がかかる環境の場合、シェルが数秒から数十秒フリーズした状態となり、使い物にならない。
• 上記原因に加えて、複数のクリップボード監視アプリが立ち上がっている環境だと、あちこちの処理に時間がかかって結果タイムアウトし、本ソフトが異常終了することがある。
• アクティブなウィンドウがシェルに切り替わり、スムーズなユーザー操作を阻害する。

てな感じ。総合的に言えば、この方法は使い物にならない場合があるから、オススメの方法とは言えないなぁ。

アクティブで動いているウインドウ以外のプログラムがショートカットキーを認識するには、「NumLockLock」等で使っている「グローバルフック」を用いて行うことになるのですが、多少手間が掛かりますので、近からず遠からず……な頃に、機能追加しようかなぁと思います。