INASOFT 管理人のひとこと

■「推し」ってなんなんだろうな。自分は誰かを「推し」ているんだろうか？

先日、会社の方で自己紹介文を書くことになりました。テンプレートが提示されているので、それに従って書いていけば楽かなぁと思い、書いていたのですが、紹介するものとして「推し」というものが登場しました。そういえば最近、よく聞く言葉ですよね。

子供たちがよく、「このゲームに登場するこのキャラクターが推し」だと気軽に言っているのを聞くのですが、そういえば「推し」という言葉の定義が何なのかよくわかっていないのと、そもそも自分が「推し」だと考えるのが誰なのか？がよくわかっていないことがあり、知らないと分からないが同居する状態になっていることがわかりました。

そういえば「推しの子」について触れるとき以外で「推し」って言葉を使ったことがないかも。

昔、PCオタクだったなと思うことはあります。アニメオタクだったなと思うことはあります。

現在の書斎（と勝手に呼んでいる部屋）の本棚がこんな感じになっているということもありますし。

ただ、この趣味って、現在進行形で活躍中の誰かを推しているという感じではないですし、、、そうですね、なんか違う感じなんですよね。ちなみに本棚には、このほかにも聖☆おにいさんだったり、バキらへんだったり、烈海王だったり、ドラゴンボール全巻だったり、色々入っています。

コロナ禍以降、YouTubeの動画を見ることが多くなりまして、チャンネル登録しているチャンネルが何十個かありますが、それら全部が「推し」ってのも変ですからね。せいぜい片手で数えるくらいしかない状態でしょう。「推し」って。

この中には、怪談朗読系のチャンネルがあったり、言語学についてゆるく知れるチャンネルがあったり、都市伝説を扱うチャンネルがあったり、深夜に焼きそばUFOを食べるのが好きそうなYouTuberさんがいたり、ドラクエ3,4のプログラマがいたり、ゲームのバグを面白く紹介する人がいたり………と、何十個もあって全部面白いですが、やっぱり「推し」って感じではないですよね。

ゲーム環境としてはSwitchとSteamがあり、マリオもゼルダもイースも有野課長もライザのアトリエも８番出口もスイカゲームも入っていますが、何かを「推し」ているって感じではないんですよね。

まぁ、そもそも、これまでも世間の流行りを気にせず生きていくスタイルでしたからね。PCオタクだと思っていた時や、アニメオタクだと思っていた時、世間の人たちの多くがPCやアニメに興味を持っていたわけではありませんし、世間の人たちが１人１「推し」持つのが当たり前と思う時代が来ていたとしても、僕がそれに乗っかる必要はないんですよね。そう、何も悩む必要はないわけで、自己紹介文のテンプレートから、この行を消せばいいだけですね。

…そういえば昔、お客様先でYouTubeの話になったとき、お客様先の新人の方が「VTuberってご存じですか？」って聞いてこられたことがありました。今から振り返ると、VTuber四天王的な人たちが大活躍していた頃だったわけですね。たしか、その時に知っているVTuberさんは1人いましたが、ハマりそうになったところで沼になってしまうことを危惧して、一瞬で抜け出たことがあったのを思い出しました。その時にハマっていたら、「推し」になっていたのかもしれません。深夜に焼きそばUFOを食べるのが好きそうなVTuberさんでした。現在は、その当時活躍されていたVTuberさんたちは、ことごとく活動を停止されているんですよね。寂しいですね。