INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■マウスふるふる ver.1.22.00β更新についてのお知らせ、開発PCに起きたトラブルの話2023年 5月 2日(火) 12:12:05 |
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昨日、フィードバックから機能追加要望をいただきまして、「マウスふるふる」への機能追加を行っています。(ver.1.22.00β) ただし、他の機能と絡みのある部分へのプログラム追加になりましたし、大型連休中のために各種ミラーサイトへの連携も遅くなりそうという事情も鑑み、いったんβ版(開発途上版)として公開し、不具合がないかを慎重に見極めることにしました。 設定ダイアログに「一時的に機能オフにしても○秒後に自動で機能オンにする」という機能を追加しています。 最近は、セキュリティソフトとかでも、リアルタイム監視機能をオフにしたあと、指定の時間後に自動で復帰する機能があったりするわけですが、そんな感じのと同じイメージの機能となります。要は、復帰忘れの防止のための機能です。 ただ、マウスふるふるには、「一時的に機能をオフ」にする設定に入るための操作があちこちにありまして(外部タイマやホットキーにより入るものもある)、それらすべてでちゃんと動くかなぁ?忘れているものはないかなぁ?というところに不安があったので、いったんβ版(開発途上版)として公開し、不具合がないかを慎重に見極めることにしました。 ver.1.22.00βでは、この他に、設定ダイアログのショートカット作成ボタンの配置、ダイアログを表示している状態で通知領域アイコンのメニューを出そうとした場合のメッセージ、入力チェック時のエラーメッセージの見直しも行っています。 ところで先日、私が自宅で私的な開発に用いているメインPCにトラブルが発生しまして。 DELLのデスクトップPCなのですが、BIOSアップデート中にブルースクリーンになってしまいました。(Windows 11とDELLの自動アップデートは相性が悪いことは知識としては知っていましたが、そのことをすっかり忘れて、今回は自動アップデートに委ねてしまいました) で、いったん電源を切って、再度電源を入れて復帰させたのですが、それまで20秒程度で起動するはずだったメインPCの起動に80秒かかるようになってしまいました。 イベントログを見てみると、起動時のNTFSドライブの健全性チェックに60秒程度時間がかかっているものがあるという現象で、エラーが起きているというよりは、起動中にアイドルタイム(空白時間?待ち時間?)みたいなものが生じているように見えました。 ▼正常に動作していた時代。NTFSドライブのチェックは1秒以内に終わっている ▼時間がかかるようになってから。NTFSドライブのチェックで1分の待ち時間?が発生している 何度か再起動させてみた感じでは、どのドライブが時間がかかるかは、その時々により異なるみたい。これかな?と思ったドライブに対してフォーマットして再構築をしてもダメだった。chkntfs /xを全ドライブに対して実施しても効果なし。 色々試してみましたが、いずれもダメで、こうなったら、起動時の様子を細かく見てみよう、と思いまして、診断スタートアップを試してみることにしました。 すると、Windowsにログオンできなくなりました。 Windows 11は、「パスワードでのログインは止めて、PINによるサインインをせよ」と何度も何度もしつこく言ってきていたため、仕方なく承認していました。その結果、サインインオプションの「セキュリティ向上のため、このデバイスではMicrosoftアカウント用にWindows Helloサインインのみを許可する(奨励)」がONになってしまったようです。で、システム構成(msconfig)から「診断スタートアップ」を選んでしまいました。 この結果、何が起きたかというと、
この結果、簡単にいうと、詰んだ状態になりました。診断スタートアップを解除するには、ログオンするしかないのですが、そのログオンができない。 色々試行錯誤した結果、他PCでWindows 11のインストールメディア(USBメモリ)を作成し、そこから起動すると、修復オプションの一種として、直前の復元ポイントへ戻す機能が使えるので、直前にWindows Updateした状態のところまで設定を戻すことができました。 「セキュリティ向上のため、…Windows Helloサインインのみを許可する(奨励)」=ON かつ 診断スタートアップでWindows 10/11が起動しなくなる現象は、かなり昔から報告されているようで、マイクロソフト社は意図的なのか何なのか分かりませんが、この「不具合」を長年放置しているらしいですね……。早く治してくれよ……。 ちなみにこの後、さらに半日程度、起動に80秒くらいかかる現象は解決できずにいたのですが、諦めて寝て、よく朝起きたら、突然治っていました。 「何もしないのにパソコンが壊れた」という話はしょっちゅう聞きますが「何もしないのに治った」という話はほとんど聞きません。っていうか、怖い。いったい何が起きたのか……。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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