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■幼稚園生くらいのころ。自分の中で宇宙の果てくらい疑問に思っていた話。フェードアウトのその先に…

2022年 6月17日(金) 0:00:00



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自分がまだ幼稚園生か小学校低学年くらいのころ。

宇宙の果てにはコンクリートの壁があると思っていた。その頃、自分の考えていた「一番硬いもの」がコンクリートだったので。

でも、重機を使えばコンクリートをガリガリ削れることも知っていた。なので、宇宙の果てに行ったら、重機を使ってコンクリートをガリガリ削ることで、宇宙の体積を増やすことができるんじゃないか?とか思っていた。

(そのコンクリートが占めている空間も宇宙の一部なのでは?みたいなことは、幼稚園生や小学校低学年は疑問に思わない)

さて、それと同じくらい、疑問に思っていたことがあった。

私の父が、私を車に乗せてくれている時、車の中ではカセットテープで歌が流れていた。

今は分からないが、当時は歌の最後をフェードアウトで終わらせる(明確に曲の終わりがなくて、だんだんと音量を下げていくことで曲を終わらせる)ものがあった。そういう歌について、フェードアウトに合わせて再生機の音量を上げていったら、その曲は永遠に終わらないのではないか?というものだ。

ただ、幼稚園生ながらに、それに対する疑問も湧く。

  • 曲が永遠に続くなら、歌手は疲れてしまうのではないか? 演奏者は疲れてしまうのではないか? その後の生活ができなくなるのではないか? テレビに出られなくなるのではないか?
  • 曲は終わらずとも、一定時間すれば次の曲が始まる。その時点で音量を最大にしていたら、とてもうるさいのではないか?
  • というか、カセットテープには23分なり46分なりの容量上限があり、そこに達したら終わるのではないか?

そんなことを悶々と考えていた。親にも相談できずにいた。ってか、別に困っていることでもないし。

さて、そんな悩みを悶々と抱えていたことなんかすっかり忘れて、大人になって、この疑問は解決することになった。というか、急に子供の頃に抱えていた悩みを思い出した。

2008年(14年前)、同人の音楽CDとして、自分でフェードアウト曲をCDに収録する作業をすることになったのだ。

Whisper of Virus~BOSSBOSS BOSSBOSS2 オリジナルサウンドトラック~

作曲者の上月幻夜氏から音楽データを受け取って、2週ループさせて最後はフェードアウトで終わらせるデータ加工をして、CDに収録する。CD-Rに焼くのではなく、マスターを納品して、ちゃんとCDにプレスしたんだったはず。あ、マスターはCD-Rか。

まぁ、極端な話、このフェードアウト処理の結果、音量のレベルが最低となるポイントが、曲の終端なわけだ。これより先で、再生機のボリュームをいくら上げようと、何も聞こえてこない。

そんなもんだよね。子供の頃に持っていた疑問なんて。



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