INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■時代の潮流に翻弄されて、ソフトウェアのローカライズを付けたり消したりいちいち忖度すべきかどうか2022年 4月16日(土) 0:00:00 |
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JR恵比寿駅から「ロシア語案内」撤去 「不快だ」客からの苦情など踏まえ判断というニュースを見て、なんだかモヤモヤした気分になりました。その後、15日には元に戻すという判断がされたそうですが、こういう動きって、他の分野にも広がっていくのでしょうか。 そもそも、「不快だ」という客が、ロシア語とウクライナ語の表記の区別ができているのか?似たような文字を不快だと感じるなら、ウクライナ語も追放対象と考えるということなのか?というのもあるし、戦時中の敵性語追放云々の連想もあるし。 いろんな分野において、最近ではグローバリズム、ローカライズの流れは大きく進んでいました。Unicodeでは様々な国の言葉が取り入れられています。中にはヒエログリフや絵文字も取り入れられていますし、もちろんその中にはキリル文字もあるわけで。 日本で顔文字として多く使われる (*´ ソフトウェア作りの中でも、多言語対応は積極的に行われていたかと思います。 ▲以前、「日本語」の他に「にほんご」(全部ひらがな/カタカナ表記)があって感動したScratch2。下の方に、「ロシア語」がある。 ▲他にも様々な国の言語へのローカライズを進める中で「ロシア語」を選択肢としているソフトウェアもある。 幸い、私が作成しているソフトウェアについては、せいぜい日本語と英語くらいしか選択肢がないので、現時点で悩む要素はないわけですが、我々がソフトウェア制作をする中で、こういう時代の潮流みたいなものにいちいち忖度しながらソフトウェア制作を進めることが正なのか、あるいは、一貫した思いを持ってローカライズを進めることが正なのか。 そういえば最近、EUのルールメイクから身を守るためにはEUの地域からのアクセスをブロックすべき?みたいなことを真剣に考えていたこともありました。こういうのも、時代の潮流への忖度の一種かもしれません。そういえば、EUの委員長がウクライナのキーウを訪問したというニュースもありましたっけ。EUの地域からのアクセスをブロックするなら、ウクライナもEU加盟後にはブロックの対象にすべきなのかどうか。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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