INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■pushdコマンドとpopdコマンドをLinuxでも使いたかったのに、挙動が、あれ?2020年10月14日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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普段、Windows上で作業をしていて、特にバッチファイルを作っているときはpushdコマンド/popdコマンドを多用することがあります。 このコマンドは、cdコマンドでカレントディレクトリを移動する動作に似ていますが、pushdで移動したらpopdで戻れるという特徴があります。しかもstackの要領で、「行って→行って→帰って→帰って」みたいなことができるというわけですね。 どちらが発祥かは知りませんが、これと同じことをLinuxでやりたいと思えば、普通に使えました。 なので、これをシェルスクリプトに組み込んで使おうとすると、、、失敗します。 あれ?なんでだ? 普通に考えれば、手で入れて使えるコマンドは、シェルスクリプト上でも使えそうなもんなんですけどね…。 なーんて罠に陥りがちですが、シェルスクリプトがどんな動作をするかは、何がシェルとして採用されているかによって変わるわけで、デフォルトでは /bin/sh の動作に従います。/bin/sh と /bin/bash を指定していた場合では、互換性の都合から微妙に動作が違うことがあるそうで。エラー時の動作とか。 そんなうちの一つに、pushdとpopdが使えるか否かという違いがあるとのこと。 というわけで、シェバン(スクリプトの最初の1行目に書くやつ)が「#!/bin/sh」になっていると、pushd/popdが使えない。 pushd/popdを使いたければ、シェバンは「#!/bin/bash」にしておく必要がある。 という気付きでした。 【追記】 遷移元のディレクトリに戻る場合は「cd -」のように、オプションとしてハイフンを付ければ簡単に戻れるとのこと。 こっちはWindowsのcd(chdir)コマンドにはない手法で、知りませんでした。 勉強になりました。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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