INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■大人になってからゆったりと観る「紅の豚」は楽しいと聞いたので2020年 9月30日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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今月の初め頃、オンライン飲み会が開かれまして、その中で、大人になってからゆったりと観る「紅の豚」は楽しいと聞きました。 「紅の豚」を初めて見たころは、まだ子供だったので、あまり面白いという感想を抱くことができませんでした。 ストーリーもあまり覚えておらず、「たしか、最後にパイロット同士が勝負をして、勝負がつかずに終わったんだったよな」とかいう、よくわからない記憶のみが残っていました。 ヒロインも、子供っぽかった気がするし、いや、大人っぽかった気もするし、どっちだったっけか。両方とも記憶がある。 こういうのは、きちんと観てからはっきりさせないと! 主人公のマルコの年齢は36歳とのこと。 自分は去年、40歳のオッサンになったわけなので、この映画をシブく楽しむことができるかもしれません。 さて、この映画は、当初はJALの機内で上映されることを目的に作られた作品だったそうです。 全然知らなかった…。 主人公のマルコは、マンマユート団が悪さをしているという通報を聞いて、賞金交渉の後に出発するところからスタート。 酒場のシーンでは、加藤登紀子が演じるマダム・ジーナが登場します。一人目のヒロイン。 その後、エンジンが不調のところにドナルド・カーチスに襲われ、墜落してしまう。 壊れた飛行艇の再設計のために現れたフィオ・ピッコロ(17歳)が、二人目のヒロイン。 ああ、子供っぽかったヒロインと、大人っぽかったヒロインが2人とも存在していました。 再設計された飛行艇で、ドナルド・カーチスと再勝負をすることになり、飛行艇同士で戦闘開始。 途中で両機が不調となり、着陸して、殴り合いで勝負をつけることに。 勝負の結果はマルコの勝利。 あ、マルコ、勝っていたのか。 この勝負とは別に、マダム・ジーナは、自分のところにマルコが来てくれるかどうかの「賭け」をしており、その賭けの結果がどうなったかは、「ヒ・ミ・ツ」。 ということで、結果が不明なのは、マルコとカーチスの勝負ではなく、マダム・ジーナが一人で行っている「賭け」の方でした。 子供の頃は、こういうところを全然見ていなかったな。 ところで、途中にちょっと気になるシーンがありました。 (C)スタジオジブリ / 徳間書店 / 日本航空 / 日本テレビ放送網 マルコがイタリア空軍に所属していた時代の戦友から、逃げ道を教えてもらうシーンの最後。 「豚に真珠だと言いやがった」と言っています。イタリア語にも、豚に真珠という言葉があるんでしょうかね。(後に重要な注を付けています) あ、その前に、この映画には英語字幕があるはずですね。そっちを見てみたい。 (C)スタジオジブリ / 徳間書店 / 日本航空 / 日本テレビ放送網 He saw you and signaled "pearls before swine." pearlsは真珠なので、英語でも「豚に真珠」に相当する、似たような慣用句があるんでしょうか? swineの意味が…分からない。 調べてみたところ、swineも、豚(イノシシ系)を指す単語らしいですね。 ということは、「豚に真珠」と極めて似たニュアンスの慣用句が、英語にも存在するわけですね。 これはびっくり。 日本語の中ですら「豚に真珠」「馬/ロバの耳に念仏」「猫に小判」など様々な表現がありますが、この映画ではマルコは豚になっているので「豚に真珠」しか使えない。その豚に、ピッタリそのままの慣用句表現があるというのは、なかなかビックリでした。 後から注:「豚に真珠」は、新約聖書から来ていることわざであって、日本語のことわざではないのでした。恥ずかしいことを書いてしまった。 さて、ジブリ映画では同じく、意味のよく分からなかった作品がもう一つあります。 宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」。 せっかくだから、これも観ておかないと。 この映画をテレビ放送で初めて見たときは、意味が分からず、気づいたら寝てしまっていました。 2回目も、やっぱり寝てしまっていました。だから、あまりストーリーを把握できていません。 ただ、映画を観ていて途中で寝てしまうとか、あまりないので、これはなんというか・・・。 聞いた話では、原作者は "激おこ" だったのだとか。 今度は寝ないで(寝てしまったら巻き戻して)、ちゃんと見ることにしました。 ああ、なるほど。 父王が殺されるところから、必然性がよく分からない。その後も必然性がわからない、主人公にイライラする。いや、千と千尋の神隠しの千尋だって、最初はイライラするけど、最後は素晴らしいヒロインに成長するじゃん。それがない。 色々と物語の背景にあるであろう設定も見えてこないし。 原作者も怒るわけですね。 この映画を作った後、宮崎吾朗監督は、自らが館長を務めるジブリ美術館に引きこもったそうなので、この映画に対する自己評価もあまり高くなかった様子。 とはいえ、興行成績としては、全然悪くなかったりするので、なんとも・・・イカンですな。 ちなみに、同じ宮崎吾朗監督の「コクリコ坂から」は好きです。 さらにもう一つ。ジブリ映画の中では全く見ることができていなかった作品。 「ホーホケキョ となりの山田くん」 名監督 高畑勲監督の作品です。 普通は映画には用いないであろうタッチの作品です。 「かぐや姫の物語」の方は観ていたので、こっちもちゃんと観ておかないと。 ・・・。 ああ、よく映画化したもんだなぁ…。 観客が楽しむものというよりは、高畑勲監督とアニメータースタッフの「チャレンジ精神」を見せられた感じだ。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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