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■台風だったら心配すぎるほど心配して準備を整えるのはいいが、それを人を疑うことにも適用すると

2019年10月23日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先日の台風19号では、その前の15号での千葉県での大きな被害のこともあり、いろいろ心配でしたので、ひたすらいろんな準備をして臨みました。

幸いなことに、自分の住んでいる地域では停電にしても水害にしても、大きな被害はなく、上のような心配は杞憂に終わりました。

(とはいえ、すぐ隣の地域では、避難勧告が出され、あちこちで道路が冠水し、そこに住んでいる親戚は実家に避難してきました)

こういった台風相手であれば、しかも事前に気象庁やマスコミから注意の呼びかけが散々あったのなら、心配すぎるほど心配して、準備しすぎるほど準備して臨むのは、良いことだと思います。杞憂で終わるなら、それに越したことはないです。

ただこの、「心配すぎるほど心配して、準備しすぎるほど準備して臨んで、杞憂で済むならそれでよい」については、適用する場所を間違えると大変なことになります。

先日SNS上で見かけた話で、「男の人と子供が公園で遊んでいるのはおかしい」と、地域に住む女性が警察に通報し、男の人は取り調べを受け、結局、父親と子供だった、という話があったのを思い出しました。

これが、「心配すぎるほど心配して、杞憂で済むならそれでよい」で済むのかどうか、疑問に思いました。

最初の、台風に対する備えであれば、苦労なり金銭なりを負担するのは、心配をする人の方です。

ところが、上に書いた件だと、苦労なり負担なりを掛けさせられるのは、父親だったわけで、相手に負担をかけさせておいて「杞憂で済んだならそれでよい」にはならないはず。

(もちろん、父親ではなく誘拐犯で、誘拐された殺されていたことに比べたらどうなんだ?ということなんだと思いますが、なんだか腑に落ちない)

僕がこういうふうに考えてしまうのは、2012年の連続誤検知問題があったからでしょうかね。

「心配すぎるほど心配して」行われた行為の結果、僕の方で頻繁に問合せを出すことになったり、頻繁にご説明をしなければならない時代になったり、誤検知であることを知らない人がソフト利用をやめてしまったり、あるいは、真夜中にプロバイダから電話がかかってきたり、頻繁に寝不足になったり、…という負担を強いられたのは僕の方でしたからね。

おそらく、「心配すぎるほど心配して、杞憂で済むならそれでよい」と言ってしまって良いのは、苦労・金銭等の負担を強いられるのが心配する本人な場合だけなんだろうと思います。




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