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先日、イギリスのイングランドと北アイルランドの間あたりに「マン島」という不思議な地域があるという話を聞きました。 イギリスの一部として扱われることは多いけど、正式にはイギリスの一部ではなく、イギリス王室領という扱いなんだとか。 そんな地域がどんな経済で成り立っているのかというと、租税回避地(タックスヘイブン)によるものなのだという。 そういえば、タックスヘイブンって、英語そのものだと、どんな意味なんだろうか。 税金天国みたいな? タックスヘイブンは、英語ではtax havenと書く。 havenは避難所という意味。天国(heaven)ではない。 ああ、違ってたか。 そういえば、似たような間違いで「スイートルーム」があったっけ。 こちらは英語で、Suite Roomと書く。 ホテルの最上階でイチャイチャしそうなので、甘い部屋(Sweet room)っぽい印象を受けるが、実際にはSuite(一揃いの) Room。 Office Suiteとかで使われるSuiteと同じ。 ちなみに日本語ではどちらも「スイート」と表現するが、実は英語でもSweetとSuiteは同じ発音になるのだとか。 そんな感じで、間違った解釈だけど、何となく意味のあっちゃっているような言葉って、結構ありそう。 逆に、何となくだと全然意味が通らなそうな言葉もある。 「ダッシュボード」と「ブリーフケース」。 「ブリーフケース」という言葉を初めて知ったのは、Windows 95の標準アプリケーションの名前から。 一見すると、「パンツの入れ物?」みたいなイメージを持ってしまう。 明らかに間違っているだろうなということは想像が付く。 英語の綴りは「briefcase」。和訳するなら「書類用カバン」といったところ。 briefは、「簡単な」「短い」「簡素な」「そっけない」という意味をもつ英単語。 ところが、briefが「短い」という言葉を意味することから、短いぴったりとしたパンツのことを指すこともでき、複数形のbriefsは、まさしくパンツのことを指すことになったりする。ややこしいことこの上ない。ある意味、あっていたのか。 最後に「ダッシュボード」。 英語で書くとdashboard。よく、オンラインサービスで、サービス全体の稼働状況を一目で確認するためのページが、こう名付けられていたりする。 僕が「ダッシュ」という言葉を初めて意識したのは、マリオが走る「Bダッシュ」という言葉から。 なので、ダッシュというと、素早く走るイメージがある。 dashの持つ意味は、打ち付ける、打ち砕く、(水などを)ぶっかける、(気力を)くじく 等がある他、後ろに副詞(句)を付けて「~~のために突進する、急行する」「~に激しく衝突する」などの意味を持ったりする。Bダッシュの「ダッシュ」はこの「急行する」のイメージだろう。 では「ダッシュボード」の「ダッシュ」とは? 元々、馬車やソリの泥よけやボートの波除けを、(水などが)ぶっかかるのを避けるためのボードということで「ダッシュボード」と呼んでいたそう。 そのうち、その裏側に、自動車や飛行機などの情報表示のための計器を取り付けるようになり、さらに、計器類など一連の表示が付いている板そのものが「ダッシュボード」という呼び名になったのだとか。 【追記】 明日に続きます。 【おまけ】 せっかくなので記念に「疑似ダッシュボード」というジョークソフトを作ってみました。 ▲画面は開発中のものです 見た感じは普通のWindowsの状態を表示するダッシュボードアプリのように見えますが、され、右下の「B」ボタンって何でしょう?押すな、押すなよ、絶対に押すなよ! 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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