INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■表現の自由に色々思う所あり、なんかちっぽけな事に悩んでたことに気づき疑似シリーズ再公開の話2019年 8月13日(火) 22:16:16 [さくらのブログから転記] |
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最近、「表現の自由」に関連して、色々なことを見聞きするようになりました。 愛知の件もそうですし、広い意味では、アンパンマンのアンパンチの件もそうですし、京都の件もそうですし。 皆「表現の自由」をフィールドにバトルを繰り広げるにあたって、とても大きな題材でバトルをしている。 時には見るに堪えないものだったり、非常に下品なモノだったり、あるいは、子供に悪影響を与えかねないものだったり、人の心に感動を与える作品だったり。 それに対して、公権力による誤認が怖くてジョークソフトの公開を止めているとか、なんてちっぽけな話だろうな、と。 というか、公権力が怖くて萎縮するとか、あまりに前時代的であり、戦時中の姿そのもの。 戦時中の検閲を反省した上でできあがったものが、表現の自由。 評価をすること/されること……というところまでは、許容されるべきことだと思います。 ある作品に歴史的な評価を下してみたり、下品だとか、見るに堪えないとか言ってみたり。そこまでは良いです。 ただ、一歩外へ踏み外し、「だから公開すべきでない」まで言ってしまうと、ダメ。 (逆に、作品に対する評価という表現についても同様。「悪い評価をすべきではない」まで言ってしまうと、ダメ) ○○だから『公開すべきでない』」は、ダメ。 公開しているジョークソフトについて、良いという評価を下すのも自由だし、悪いという評価を下すのも自由。 ところが2012年ごろに、あるサイトで「このサイトで公開しているジョークソフトは時代遅れのもの。いまだに公開し続けているのはよくない」といったような趣旨のことを書いていたことがあって、ショックを受けたことがありました。 「時代遅れ」、という評価表現までは受け入れる(受忍する)として、「だから公開すべきでない」と、公開まで規制されるのは、いかがなものか。公開を続けるならガソリンを持って行くとはいかがなものか。 「時代遅れという評価をするな」とは言わないが、公開を規制されることまで行けば、表現の自由の侵害だと感じる。 (逆にこちらも「時代遅れという評価をするな」と言ってしまうと、評価という表現に対する自由の侵害になってしまうだろうし、そこまでは言えない) そんな逡巡もあって、疑似シリーズのいくつかを再公開することにしました。 ただし、自分の視点から見て、現代のパソコン初心者溢れる状況で明らかに混乱が生じるだろうと思うものや、昨今非常にセンシティブに扱われるようになった性的指向に関連しそうなものは、引続き公開休止。ここを、自分の中での「表現の自由」と、どう折り合いをつけていくべきかについては、引続き逡巡します。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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