INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■先月くらいに複数箇所で聞いた話。予算委員会でスキャンダルを追及する話2019年 5月12日(日) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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少し前のことになりますが、複数箇所で、別々の人とか、別々のSNSとかから、同じような話をしているのと聞きまして。 ちょっと気になりました。 特に気になったのは、次のようなもの。 「予算委員会では、なぜ、スキャンダルの追及ばかりしているの?と、小学生の子供から聞いた。 小学生でも疑問に思うことをやっている国会議員は頭が悪い。我が子の方が頭が良い」 といったような趣旨のもの。 まぁ、小学生の我が子が疑問に考えることについて、幼いながら非常に鋭い感覚を持っていることについて誇らしく思うのは、別に良いんですけどね。たしかに、その子がそう考え、そう疑問に感じで、親に聞いてくるのは、素晴らしいことだと思います。 ただ、親ならば、そこで思考を終了して、我が子を絶賛するところで終わらせて欲しくないかな、とも思いますね。 なぜ国会議員は「一見すると頭の悪い」ようなことをしているのか/したがるのか/せざるを得ないのかというところまで考えて、子供に解説してあげないと。 大人としては、子供が疑問に思ったところまでで思考停止してしまってはダメで、「なんでだろう?」と思ったのなら「こういう理由からだよ」と教えてあげるところまで進みたいところ。 僕の理解としては、こうかと思います。 ・予算委員会は、国会の各委員会の中でも特別な、花形の委員会。NHK他、様々なメディアが入るから、委員達は自らの存在をアピールできる。 ・首相他、主要閣僚が皆、出席するので、直接質問をぶつけることのできる貴重な機会。 ・予算に全く関連しない議題などなかなかない。主要閣僚が決めた予算について、そもそもそのような予算決めをしてよい資質があるのか、閣僚自身のスキャンダルを追求することで、議論を深めている。 この辺りまでを答えた上で、子供に同調するのか、あるいは野党の存在意義について議論する場にするとかしたほうがいいかと思います。 その上で、野党の行っているスキャンダルの追及が、見た目として美しくないならそのことを議論しても良いだろうし、「予算に全く関連しない議題などなかなかない」というロジックをどこまで拡大解釈できるの感を考える場としても良いだろうし。あるいは与党がナイスパスみたいな質問しかしていないのは何なんだ?とかですね。あるいは、あの「ゆ党」みたいなやつらは何なんだ、とかですね。 「バカだと思う」「ああその通りだね」だけで終わってしまうのは、ちょっと寂しい。 あともう一つ。 子供をダシにして自らの意見を表出する方式を、SNS上でよく見るようになった気がしています。 ちょっと前に、「女子高生が考えた○○」とか「女子中学生が考えた○○」とか、なぜか未成年が主張をしているかのような意見を見かけるも、実際に中の人は未成年ではなかったらしい?、みたいな話がありましたからね。 大人が発言すると無視されるような疑問でも、子供が質問しているという前提を置くことで、人々の目に留まりやすくしているんでしょうか。 なので、先の質問を「小学生の我が子」が本当に行っているのかは、実際には分かりません。その「我が子」は、実は架空の存在だったりしないか?も注意して見ておきたいところです。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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