INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■boost::regexとstd::regex、どっちが使われているのだ!これは!2016年10月 6日(木) 7:22:53 [さくらのブログから転記] |
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先日、Visual C++ 2010にstd::regexが入っていることに全然気づいていなかった!という趣旨の記事を書いたわけですが、ふと、疑問が。 先日、だいぶ前に書いた自作のソースコードを見ていたら、こんな記述が。 自作のソースコードなのに、なんだか香ばしい匂いがします。とりあえずusing namespaceとか。 まぁ、その善し悪しは、今回は置いておくことにしまして。 で、その下の方に次のような記述がありました。 さて、このwregex は、std::regex なのか? boost::regex なのか? このプログラムの作成当初は、Visual C++ 2005 を使っていたので、明らかに boost::regex だったのですが、Visual C++ 2010 を使っている今となってはどうなるのでしょう? 名前空間の中に同じクラス名がいる場合、そのクラス名を使った途端にコンパイルエラーになるはず。 でも、現実には、なっていない。 そこもよくわからないけど、ならばどちらが使われているのか? そういえば、よく考えてみたら、 Visual Studio なら、マウスを当てることでその定義情報を得られるんだと思い出し、当てて見ると、次のようになりました。 どうやら、boost 側が使われている様子。Visual C++ 2005 を使っていたことから引き続き。 どんな原理が働いているのかな?と思ったら、stdafx.h に記述された次の行が影響していました。 ですよねー。 そりゃそうだ。std側のregexのヘッダをインクルードしていなければ、その存在がコンパイラに知られることもないんだし。コンパイルエラーになるわけもない。 さて、今後、boost::regex(wregex) と std::regex(wregex) の比較と見極めを行っていきたいと思います。 どうやっていこうかなぁ。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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