INASOFT 管理人のひとこと


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■「CaptureSaveAs」にポータブルモードを付けました

2016年 9月 9日(金) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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昨日付で、「CaptureSaveAs」ver.1.15βを公開しました。

ダウンロードはトップページから。

主な変更点は、設定保存先をレジストリではなくiniファイルにする「ポータブルモード」の実装です。

他の拙作ソフトウェアと同様に、/O オプションを付けて起動するか、exeファイル名を CaptureSaveAs_o.exe にリネームしておけばポータブルモードとなります。

昨日までにキーボードシミュレータの改修を行っておりました。こちらは逆に、これまでの設定保存先がiniファイルだったので、設定保存先がレジストリにもなるような機能追加をおこないました。

このとき、.NET Framework 用に、設定保存をレジストリでもiniファイルでもどちらでも選択できるような、ハイブリッドな設定保存ができるクラスを作成したので、CaptureSaveAsにも転用した形になります。

ただ、キーボードシミュレータC# で作られているのに対し、CaptureSaveAsVB.NET で作られているので、コードの書き直しは発生しています。設計のみ流用しました。

ちなみに同じように、「複数行置換」も VB.NET で作られたソフトウエアで、現在のところ、設定保存はレジストリに対してのみ行っています。こちらも同様に、できれば設定保存先をiniファイルにも切替えられるようにしたいところなのですが、設定保存したい項目の中に複数行のものがあるなど、あまりiniファイルと親和性がよろしくないところもありまして、一端見合わせています。

もちろん、複数行相当の設定をiniファイルに保存することも可能だし、そもそもiniファイルではなくてXMLに保存してしまえば良いんじゃないか!?という考え方もあるんですけどね。それも含めて、検討中です。


他の変更点として、通知領域アイコンのメニューの項目で「一時的に停止する」というものがあったのですが、何を停止するのかよく分からなかったので「一時的にクリップボード監視を停止する」に変更しています。

casaveas_menu_pause.png

また、オマケで付けている英語モード(日本語環境以外で動作させた場合のモード)で、「終了」メニューが「Exit...」と、何故か後ろにドットが3つ付いていましたので、このドットを取り除いています。

本来、ドット3つは、確認ダイアログを表示するなど、メニュー項目の示す目的を達するのに一段階アクションが必要ということを意味しているのですが、「終了」には段階的アクションはありませんので、そもそも不要な表現でした。

さて、そんなわけで昨日から新バージョンのβ版を公開しておりますが、INASOFTのダウンロード先を、これまでのHTTPのアドレスからHTTPSのアドレス(https://ina-soft.sakura.ne.jp/archives/casaveas115beta.zip など) に変更しました。アドレスを変更しただけで、ユーザーがダウンロードに必要なアクションは変わりません。


Posted by ax77 at 2016/09/09 07:39:46
設定ファイルの扱いって.NETの時代になっても
開発者任せになっているみたいだね。
これだから最近のオンラインソフトでも
設定ファイルをインストールフォルダーにしか
生成しないものもある。
特に64bitアプリでこれをやられるとVirtualStoreが
機能しないためマルチユーザーで使えなくなって
しまう。

結局自作ライブラリを用意する羽目になるって
わけか。
Microsoftもこういったニーズに応えて高品質な
アプリが多く出回るよう、標準クラスを用意して
くれればとよいのにと思う。



Posted by Ayacy at 2016/09/09 08:09:00
もしかしたらWindowsストアアプリになってからは、考え方が統一されて、共通ライブラリ的なものが準備されているかもしれませんが、.NETでもまだまだ、従来との互換(曖昧なら曖昧なままとする互換?)が重視されているみたいですね。

ポータブルモードの場合、通常の運用と異なり、インストール先ディレクトリの関係よりは、USBメディアなど持ち歩き可能なメディアに入れて使うことが目的になり、重要になります。

ここら辺も、できれば、.NET Frameworkの提供元であるマイクロソフトには、面倒を見てもらうライブラリを作っておいて欲しかったものですね。




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