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■ベイマックスの大学像

2015年 1月16日(金) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先日、ベイマックスを観てきたわけですが、その中で出てきた「大学」を見て、ふと「大学ってこんなところなんだっけ?」と思いまして。

主人公のヒロが、兄に連れられて大学の研究室?を訪れるシーンがあります。

「科学オタク」達が集うその研究室では、勉学そっちのけで、実に様々で魅力的な、目を引く実験の数々が、メンバー達によって行われているんですけどね。

大学って、あんな感じじゃないよなぁ。

教室があって、机があって、机の上に教科書とノートが置かれていて、先生が黒板にチョークでせわしなくたくさんの字を書いて、それをノートにひたすら模写するのが大学のよくある光景なんじゃないかなぁ。

まぁ、少なくとも僕の時はそんな感じでした。

化学のレポートは「ワープロ禁止」とか言われて手書きで書いていたし、先生は黒板にチョークで文字を書いて、それをノートに写し続けていたし。

ちなみに、黒板に書いてある内容は、教科書にそのまま書いてあった内容だったことに気づいたのは、だいぶ後になってから。

それと、その教科書を執筆したのが、その先生だったことに気づいたのは、さらにもっと後になってから。

それは置いておいて。

僕が大学に入る前に抱いていた「大学のイメージ」って、段々畑みたいになっている教室(教室の後方に行くほど高い位置)、二段黒板に数式と図形を書く教授、教授の頭には、黒い正方形と垂れ下がる紐の付いた帽子。

まぁ、そんな帽子を被った人は、大学生活中、一人も見かけませんでしたけどね。

段々畑みたいになっている教室については、1割くらいの授業で使われていたかな。ほとんどの授業は、フラットな教室で行われました。

で、話は戻ってベイマックスみたいな「研究に没頭する学生がたくさんいる大学」ってのは、ほとんど出会わなかったですね。

僕が在籍していたのが数学科だったからかもしれませんけど。

ちなみに「ほとんど」と書いたのは、ちょっとだけあったから。

大学4年のとき、研究室で、ようやく、そういうフリーダムな雰囲気で好き勝手なことを「学ぶ」状態に出会えました。3年間は、ひたすら我慢していました。

今から思うと、どっちが「大学らしい」姿だったのかなぁ・・・なんて思うこともあるんですが、たぶん、最初の3年間がないと、その後の研究室暮らしの前提知識が得られないことになるので、どちらも「大学らしい」姿だったのかな、とか思います。




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