INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■開発者と利用者のコミュニケーションが失われ2014年 6月25日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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半年くらい前。オンラインソフト開発の活動は再開されるんですか?みたいな質問をよく受けていた頃。どうも、変な違和感があったんですよね。この質問に。 ここ10年くらいは、ソフト更新を行うときは、ほぼ必ずと言って良いほど、ユーザーからの問合せとか、機能追加要望があって、それに基づいてソフト更新を行っていました。古くから言われていることですが、フリーソフト開発の源泉って、開発者と利用者のコミュニケーションなんですね。 「再現試験に協力してくれない」の話もありましたけど、やっぱり開発者と利用者のやりとりがあって、初めて成立するのがフリーソフトだったりオンラインソフトだったりするんじゃないかと。 1年半の活動停止期間を経て、利用者との会話もほとんど断絶状態になっている状態を経て、「さぁ復帰だ。フリーソフトを作成してダウンロードさせておくれ」と言われても、前に述べた『源泉』が失われている状態になっているので、何も出てこないんじゃないかなぁと。 以前に、「1年半に渡って、ダダ下がりになっていたモチベーションが、ぐん!といきなり復活するのは難しい」という話を書いたことがありましたが、案外、モチベ云々以前に、そういう「開発者と利用者のコミュニケーションが断絶してしまっていて復活が困難」ってところが原因になっているのか、とも。 あの1年半の間は、改修ネタとかをメールで頂いても、お断りしつづけていましたからね。いざ、それを復活させて下さいと、どの面下げてお願いできるんだか、といったところもあるかもしれませんが、最強のツラを下げてお願いしても、そう易々と復活するもんでもないでしょう。 なので、現状を分析するに、「さぁ復帰だ。フリーソフトを作成してダウンロードさせておくれ」という問い掛けは、多分そのまま「さぁ活動再開だ。更新ネタを提供しておくれ。使いにくいところとかあったらガンガン連絡して」という返答となり、でもきっと前述の通りそれには回答が来にくくて。 という悪循環になっているのかも知れないな、と思いました。 フリーソフトは作者と利用者の相互作用。更新再開とかうまく行かないとしたら一つはそこだろう。利用者との相互作用チェインの崩壊。 フリーソフトはただ単に作者から一方的供給で成り立つのではなく、ユーザとの相互作用により成り立つ。作者モチベ以外にもそういうところもあるだろう。 無い物ねだりとはよく言ったモノで、人は無くなって、初めて気づくものがあるってわけですね。今はそんな気がしています。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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