INASOFT 管理人のひとこと


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■オンラインソフト開発の活動は再開するのか?の質問について

2014/ 1/31 1:00:00


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1月も最終日になりました。
つい先日まで正月気分だったと思ったら、もう明日から2月なわけで、時が過ぎるのは早いです。もう花粉も飛び始めているようですし。
誤検知問題の解決は1月21日だったので、それから数えても10日経過しています。やっぱり時が過ぎるのは早いです。

さて、「オンラインソフト開発の活動は再開するのか?」という質問は、ちらほらと聞きます。
窓の杜の記事でも、そういうようなことが書いてありましたしね。

ただ、正直なところ、自分でも決めかねているところがあります。

高校生の頃にフリーソフトづくりを始め、大学になってからオンラインソフトとしてネット上に公開するようになったわけなので、かれこれ15年近く、趣味のソフトづくりをやってきたわけですけれど、その趣味がここ2年弱ほどで叩きつぶされたというのが現状です。

そんなわけで、ここ2年弱ほどは、13年振りにオンラインソフト開発から距離を置いた生活を送ってきたわけですけれど、2年もするとその生活がすっかり定着してしまい、日常生活の隙間にオンラインソフト作りを入れる習慣が消えてしまっております。
生活の中にソフト作りを入れようとしても、はて?そういえば、終電帰宅の後の生活の隙間のどこにソフト作りをやっていたんだっけな?とか、すっかり忘れてしまっている感じ。
趣味・習慣の消滅って、一度止めてしまうと、あっさりしたものです

もしかすると、喫煙者が禁煙した後の気分って、こんな感じなのでしょうか。


それから、今となっては「趣味」として成り立つのか?という問題もありますね。
トップページにも書いてあるとおり、活動休止の理由は主に3つありまして、トレンドマイクロ社のウイルスバスターによる連続誤検知問題/冤罪被害者救済拒絶問題は、そのうちの1つにしか過ぎません。フリーソフトがプラットフォームに受け入れられにくくなっている現状や、今の時代の人とコンピュータの関係については、依然としてそのままです。

自分の生活習慣も変わりました。

自宅での趣味の開発をやめてしまうと、自宅でPCに触れる機会って、ほとんど無くなってしまうんですね。
ブログを更新するのもTwitterするのも、携帯やスマホ・タブレットがあれば事足りちゃいますし。PCを使わなくても住む生活に慣れてきました。

そもそもPC上でオンラインソフトを作っているのは、PCを使っていく上で使いにくい点や、改善した方が良い点があって、それを解決する手段として、というのが活動の始点になります。
ところが、PCそのものを使わなくなってしまうと、使いにくい点や、改善した方が良い点が思い浮かぶきっかけもなくなってしまって、活動の始点がなくなってしまいます。
なんとなく「再開しよう」というきっかけが掴めないのは、そもそもPCを使おう、ここが使いにくいと思う、・・・というきっかけがなくなってしまったかもしれません。


あとそれから、燃え尽きみたいなのもありますね。
これまで、トレンドマイクロ社のウイルスバスターと「戦って」来たわけではありますけど、そういう、抗争じみた戦いが「趣味」なわけではありません。
漠然と、なんとなく、改善点を直したくてソフト作りをして、ユーザーから受け取ったフィードバックを反映していく、コミュニケーションが楽しくてやっていく、みたいなのが「趣味」です。

今回分かったことは、一昔前と比較して、「漠然と、なんとなく、改善点を直したくてソフト作りをして、ユーザーから受け取ったフィードバックを反映していく、コミュニケーションが楽しくてやっていく」ことは、とても難しいことに成り果ててしまいました。

フリーソフト一つ公開するにも、Windows StoreやApple Storeの顔色を伺いながら、セキュリティソフトの誤検知にビクビクしながらやらなければなりません。
昔はそんなことなくて、もっと気楽だったと思うんですが、現在は色々と、やりづらくなってしまいました。正直、楽しくない部分が大きい。

顔色を伺ったり、ビクビクしたり、楽しくないことをするのが「趣味」として成立しうるのか?
それだけの困難を排して公開して得られるインセンティブって、一体何か?

そういうものが頭の中でグルグル巡り、「はたして趣味って何だろう?」というのがわからなくなってしまっています。
そのため、自分でも、この趣味再開にあたっては、「どうしたものか、わからない」というのが正直なところです。




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