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■金のなる木と宇宙論

2014年 3月20日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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最近、生活をする上で、とにかくお金が必要となる機会が多くなってきて、しかも消費税増がまもなく行われるし、とにかくお金が足りない。
金のなる木はないものかと、探したいもんです。

話は変わりまして最近、帰宅時の電車の中で、ふと「ワームホールからUFOが飛び出してきた様子をIISのカメラが捉えていた」みたいな記事を見かけて読む機会がありました。
で、そこからWikipediaの「ワームホール」の項を読んでみようかと思いまして、読んでみたら、実は「ワームホール」という発想は、小説家からの依頼で生まれたというようなことが書いてありましてね。

つまり、小説家が、「宇宙人との遭遇を科学的に描きたい」と物理学者に依頼し、それならばと考え検証したのが発端ということ。

宇宙論とか物理学とかを研究している人達が、どうやってお金を得ているのかな?というのは、昔から疑問に思っていました。

庶民の経済活動に、あまり直結している分野とも思えない。
農林水産業・第三次産業のうち、わかりやすく庶民生活に直結しているものや、ちょっと問屋や中間業者を経れば、庶民に直結し、お金に直結できることがわかりにくい。

ただ、宇宙技術とか物理学とか言うと、間接的にお金に結びつくところは、いくつか思い浮かびます。

1つ目は学校。教育現場で宇宙論や物理学を教育をすることは、かなり直接的なものかな、と。
2つ目は非常に間接的な分野。GPSの衛星が地球を公転していると、重力による空間のゆがみは無視できないレベルになるため、相対性理論でその差を計算し埋めているという話を聞きます。GPSは、現代となっては我々の生活に非常に密着した存在ですから、こういったところから利益が生まれている。
3つ目は、GPSとも通ずるものがあるけど、軍事産業。宇宙や物理といった分野を軍事目的と捉えると、そういった軍事分野、国が投資をする。それが利益になる。

これまでは、この3つを考えていたのですが、どうやら4つ目があるみたいですね。それはクリエイティブな作品。

庶民がクリエイティブな刺激を受けたいと思って、小説を購入する、あるいは映画を観に行く。
小説や映画のクリエイターは、庶民にとってクリエイティブな作品を作れるようにと、宇宙分野や物理学分野に投資をしたり、そこからヒントを得たり、あるいはリアリティを求める。
そういったところも、宇宙論や物理学分野に対して利益を生み出す源泉になっているのかな、と。


image.jpg

こう考えると、色んな所に、ちょっとずつ、金のなる木は芽生えているのだなと思えてきます。





前にも当ブログで触れましたが、TwitterやFacebook等の無料SNSがどうやって利益を生み出しているか、ってのも気になる話です。
確かあのときは、人を独占することにより集中的な広告出稿を受けて得られる利益だとか、通信会社からの寄付(通信会社のユーザーは、TwitterやFacebookを使いたいがために、多額の利益を通信会社にもたらす)だとか。そんな話が出ていましたっけ。

Yahoo!などの無料検索エンジン・ポータルサイト、スマホ用の無料ゲーム、Internet ExplorerやFirefoxやGoogle Chrome等の無料ブラウザ、OpenOffice等の無料オフィスソフト、このほど無料化したOneNote、Visual Studio Expressなどの無料開発ソフトなど、こういった無料のものが、どうやって利益を生み出しているか、最近はそういうことに考えを巡らせるようになりましてね。

多くは広告表示で利益を得ているんでしょうが、どうもそれだけとは思えないものも、けっこうある。
Googleストリートビューとか、広告だけとは思えない、どこから、あれだけの情報を集めるコストに見合う利益を得ているんだろうかと、若干気味悪くもなってきたりしてきて。

ネット上の無料のモノって、「こういうビジネスモデルで利益を得ているので、無料で利用しても安心なんです」って説明があった方が、自分としては安心して使えるような気がしてきた。
まぁ、ビジネスモデル自体、他者に奪われないように秘密にしていたりもするんでしょうから、そう簡単に書けるようなモノでもないんでしょうけどね。


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