INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■三谷幸喜作品「清須会議」を観に行きまして2013年11月16日(土) 1:41:16 [さくらのブログから転記] |
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いわゆる「三谷組」とでも呼ぶべき豪華なキャストがたくさん出ていますこと。 三谷さんの作る時代劇っぽい映画ってのがどんなもんだか、気になっていたところはありましたが、まあまあ良い内容だったと思います。 詳細は、この下のネタバレ欄に書こうかと思います。 以下、ネタバレありかもしれないのでご注意を。 映画を観終わった後「これまでの三谷作品と比べて、どこが違うのかな?」というところが気になりました。 というのが、映画を観ている最中も、観終わった後も、なんというか「アレッ?」って違和感を感じていたので。 誤解を恐れずいうならば、ちょっと、期待よりも低かったかな、というか、楽しみ方のベクトルがブレているのと感じたというか、三谷さんが本領を発揮できずにいるんじゃないかな、というか。 たぶん、 ・すでに結末がわかりきっている話であったこと ・実際のエピソード・実在の人物を基に描いているため、三谷流の脚本が冴えなかったこと ・そもそも、たった数日間のエピソードを、2時間以上の長大巨編に引き延ばしているため、各所に無理があったかもしれないこと といったところでしょうか。 難点のところを差し引けば、とても面白い映画だったと言えるのかもしれません。 役者達の演技力は、極めて高い。役所広司も大泉洋も、すげぇ演技をする。中谷美紀もいい演技をする。 いつもなら酷評したくなる剛力彩芽も、まぁまぁ良かったんじゃないかとも思う。 あまりに豪華すぎて、松山ケンイチと天海祐希の印象がスカスカでかわいそう。 (西田敏行については、むしろアレが最高だったけどw) 僕は、三谷作品は「ザ・マジックアワー」から知りまして、大爆笑しまして。 「ステキな金縛り」も、あちこちで笑いまして。 後から見た「THE 有頂天ホテル」も、大変楽しみまして。 ただ、そんな気分でこの映画を観ると、三谷さんの面白さの本領が発揮できずにいるな、といった感じがする。方向性がブレてる。 ちょっと、題材に歴史物を選んじゃって、苦労しているなって感じがする。 話は変わりまして。 歴史については、真面目に学校の授業を受けたわけではないため、あまり詳しいことは分からないですが、大河ドラマ「秀吉」は見ていましたので、あそこら辺のエピソードは世の中の常識程度には知っているつもり。 そういえば高校の時の日本史の先生が、「秀吉が織田家の跡継ぎを連れてきて、家来が『ははーっ』てやって(平伏して)いると、織田家に平服しているんだか、秀吉に平伏しているんだか分からなくなっちゃった」みたいなことを言っていたのですが、これのことだったのかな、と。 だから最後の方のシーンは、別の意味で感動しましたね。 古い記憶がよみがえって、歴史のロマンを感じたというか。 やっぱり、戦国時代のあのあたりは、日本史のロマンを感じることが出来て、面白い部分でありますね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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