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先週21日、とうとう読売新聞の報じるところとなってしまったトレンドマイクロのウイルスバスター誤検知問題なわけですが、まだまだ世間の耳目を集めている最中だというのに、今度はトレンドマイクロが microsoft.com を全面的にシャットアウトするという暴挙に出たと話題になっています。 『トレンドマイクロ法人製品でMS公式サイト誤検知、Windows Update遮断も -INTERNET Watch』 『ウイルスバスターのトレンドマイクロがマイクロソフト公式サイトを不正コード・マルウェア配布サイトとして規制していた事実が判明 - GIGAZINE』 もしかしたら、Windows Updateまで遮断してしまったとか。 あれだけ注目を集めた後だし、常識的に考えれば、週明け25日は業務を停止して大規模な反省会を開くとか、せめて、大規模な障害を起こさないように注意して業務に取り組もうとかいう姿勢があって欲しいものなのですが、残念ながら、そんなことはなかったみたいですね。 先日、「あくまでトレンドマイクロ社の社員の良識と自浄作用に期待したい」なんて甘いことを書いちゃいました。どうしてくれるんでしょう。はずかしい。前からそうでしたけど、どうあっても期待を裏切りたいんでしょうか。 もうちょっと、なんとかして欲しいですね。 あとそれから、この件が明らかになったのは、トレンドマイクロ社が情報を公開したおかげなわけですが、相手が大企業だと惜しげもなく情報を公開し謝罪をするという姿勢は、正直腹が立ちますね。相手が小さかったり個人だったりした場合は、難癖を付けて何もしないというのに。 また、この公開された情報から得られる推測として、スラッシュドットでは「xxxmicrosoft.com」のような類似サイトをまとめて遮断するためだったのでは無いか、とのことですが、それだとしても乱暴なやり方ですね。「microsoft.com」という名前が末尾に付くサイトの全てが不正とは限らないでしょうに。 こんな感じで、誤検知を気にせず、大網を広げる形での検知方式は、誤検知リスクを高めるわけで(そして今回見事に誤検知しちゃったわけで)すから。やめたほうがいいですよ。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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