INASOFT 管理人のひとこと


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■ソフトの開発の歴史を紐解くとか

2012/ 9/13 0:03:00


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NumLockLockについて、「文字による状態表示が行われるときに、キーの固定化ができないのは理解できない」というフィードバックがありました。

最初、このご意見自体の意味を理解できずに悩んでいたのですが、よくよく考えると、なるほどな、と思いました。

たぶん、NumLockLockというソフトを、今この瞬間に発見され、観た人にとっては、ごく当然にそう思うのでしょう。

つまりおそらくは、ソフトの開発当初からの開発の歴史を紐解かないと、なんでこうなっているのか、わかりづらいということなのでしょう。

そもそも、NumLockLockの「タスクトレイアイコンの表示による状態表示」と「画面上への文字表示による状態表示」は、並べて語られるものではありません。

(たぶん、後から観た人が客観的に観ると、並べて語りたくなるものなのでしょうが、本ソフト開発の歴史と、プログラムの作りからすると、並べられません)

元々NumLockLockは、設定ダイアログで設定したとおりの状態にNumLock, CapsLock, ScrollLock キーがなっていなければ、強制的に設定状態へ遷移させるというだけのソフトでした。そこにアイコンによる状態表示や、文字による状態表示はありませんでした。

まず、「文字による状態表示」というのは、それが主役の機能ではありません。

「キーの固定化を行わないようにする」という機能が先にあって、それだとわかりづらいからということで、「キーの固定化を行わないときは、それがユーザーが事前設定した状態と違いますよ、ということを示すために文字による警告を出して欲しい」という要望があって、「キーの固定化を行わないときは警告として文字表示を行う」という機能として最終的に成立したものとなります。

だから、「文字による状態表示が行われるときに、キーの固定化ができない」というのは、前提と結論が逆になっていて、プログラム開発の歴史の観点としては、「キーの固定化をやめるときは、文字による状態表示を行う」という順序で語らなければならないのです。

チェックボックスに表示されている説明「キーを固定化するのではなく、通知のみ行う」というのも、そういった意味でとらえるとわかりやすいかと思います。


それから、アイコンによる状態表示は、「後付け」の機能です。上記の機能を付けてから8ヶ月後に設置した、全く新しい機能になります。


ところが、そこからさらに13ヶ月が経過し、現在の姿となった本ソフトをいきなり見た人には、次のように映るということなのかもしれません。

  • このソフトには「アイコンによる状態表示」と「文字による状態表示」の2種類が存在する。
  • アイコンによる状態表示ではキーの固定化ができる
  • 文字による状態表示ではキーの固定化ができない
  • なんで?

たしかに、端からみればそのとおりで、僕もこういうソフトをいきなり見たら、理解できないと思うでしょう。

ただ残念ながら、プログラムの作りは、前者の通り歴史的な観点に沿って作られているわけなので、おいそれと機能の前提と結論を入れ替えるように、簡単に機能を作り替えることはできません。

元々あった歴史と思想が、新たな観点の見直して作り替えられることによって、考え方が変わって使いにくいと思うユーザーも出てくるかもしれません。

こういった思想の転換は、かなり慎重に行う必要があるかと思います。




Posted by ANAさん at 2012/09/13 04:30:36
お世辞抜きで本心を言いますが、私がayacy様(実名伏せ)を尊敬しているところは、いつも自分を客観的に見つめていらっしゃる点です。ほとんどの人が「自作ソフトへの愛着」と「苦労」があって当然なのですが、このように「なるほどね」と別の視点からも考えてみる姿勢や、ユーザー指向の検討などで、ayacy様作品がますます使いやすくなっていくのでしょうね、某★★★★バス★ー製品のような行き当たりばったりで、見解がドッカンドッカン変化したりではなく、真摯に検討なさっている姿が、これまでのお付き合いを通じても理解できますね。

Posted by ayacy at 2012/09/13 17:33:13
ありがとうございます。
このソフトは、ダウンロード数の比較的少ないソフトではありますが、公開開始からかなりの期間が経過するソフトではありますし、そろそろ古参のユーザー以外の、現状を新しい観点で見つめるユーザーも増えてくる時期なのかもしれませんね。
とはいえ、言うは易し、行うは難し。ver.2をスクラッチから作り直す級の覚悟は必要そうです。

Posted by ANAさん at 2012/09/13 23:27:02
苦労がまたヒトツ増えそうですね。(笑)
でも、当時楽しくワクワクしながら各種のツールやソフトを開発なさっていた楽しい時代を懐かしみながら、今後も私たちが「本当に役に立ってありがたいなぁ」と感謝するような「株式会社INASOFT」(笑)に期待です。
あ、そのまえにコッソリと“すっきり!!デフラグ更新版”をくださぁ~~い。(爆笑)


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