INASOFT 管理人のひとこと

 今朝、夜勤明けから帰宅してみたら、Windows 8の試験版(Consumer Preview)が無償公開されていたので、入れてみることにしました。

  無償公開されているのがシャクだったので、あえてMSDNサブスクリプション上からISOイメージを入手し、プロダクトキーもそこから入手してインストールしました。

  （ネット上の情報では、混雑の影響か、一般ルートではプロダクトキーの入手がうまくいかないケースがあったそうなので）

  インストール先について悩みました。

  前回（Developer Preview）はVirtual Boxをダウンロードして、その中へ入れたのですが、やはり仮想環境ではパフォーマンスを知ることができず、マルチモニタでの挙動もわからず、悪いことづくめかなぁと思ったので、実環境（開発に用いているメインマシン）上のHDDを空けて、その中に入れてみることにしました。

  さて、HDDの空き容量をどこから入手するか。

  そういえば現在、ページングファイル用に準備しているドライブが60GBくらい未使用になっていたはずなので、ここを縮小して入れてやれば良いかな、と。

  ただ、HDDのパーティションを縮めるにはどうしよう……。

  一昔前であれば、Windowsにはロクなパーティション編集機能が入っておらず、フリーまたは市販のユーティリティソフトを使わなければならないなんて常識だと思っていたのですが、Windows VistaやWindows 7ならば、「コンピュータの管理」の中で「ボリュームの縮小（圧縮）」という名前の機能として、パーティションを縮小する機能が入っているんですね。ググってびっくりしました。

 

  というわけで、これを使ってページング用領域を削り、新たにWindows 8のインストールエリアを作って、そこへインストールを行いました。

 

  インストール自体はスピーディかつスムーズで、非常に快適に終わりました。

  が、その後の使い方がよく分からない……。

  Developer Previewのときからわかっていたことですが、Windowsのスタートメニューの代わりに、Metro UIの特徴的な、Windows Phoneみたいなインタフェースが採用され、あらゆることを行うための直感的操作ができません。任意のプログラムを起動する方法も、ログオフする方法も、シャットダウンをする方法も。

  スマホを扱うように、マウスで各画面要素をスイッ、スイーっっと、移動してやらないと行けないんですが…………、このインタフェースって、パソコンで流行るのかなぁ。

  ヘタをすると、Windows は 8 で大幅に減退するかもしれません。それとともに、PC文化の衰退に結びつかないことを祈ります。

  さて、今回はListView to CSVのテスト版を動かしました。

  とはいえ、リストビューを扱うソフトが入っているわけでも無く、本ソフトのメイン機能の確認ができたわけでは内のですが、今回やりたかったのはOS情報（バージョン情報）の確認です。

 

  調べてみたところ、「Windows NT ver.6.2.8250」（GetProductInfo API の pdwReturnedProductType は 0x4a）という結果が得られました。

  ProductTypeの0x4aってどういう意味でしょうね。

  「Consumer Preview」を意味するのか、あるいは、Windows 7でいうところの「Ultimate」的なところを意味するのか…。

  最新の Windows SDK を見れば、なにか、定数が定義されているかもしれないですね。