INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■目標とウキウキ感とI/Oとスターソルジャーとソリティア2012年 1月 5日(木) 0:19:53 [はてなダイアリーから転記] |
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今日は、最近の悩み事でも書いてみましょう。 本屋に行ったとき、久々に雑誌コーナーへ行ったところ、パソコン誌「I/O」が置いてありました。 思い出したんですが、小学5年生の時、工学社のパソコン誌「月刊I/O」を買ったことをきっかけに、フリーソフト作りを目指し始めたんでしたっけ。 最初、パソコンが欲しかったのは、ファミコンソフト「スターソルジャー」をプレイしたのがきっかけでした。 「自分もああいうゲームを作ってみたい」と思うようになり、パソコンのパンフレットなんかを集めたりなんかしていましたところ、両親より中古PCを買ってもらえました。 たしか「今後、学校教育でパソコン教育が始まるらしいので、そのときに授業に付いていけるように」という両親の思いがあったと聞いておりますが、とにかく、PCを買ってもらうことができました。 そこから独学でBASIC言語を勉強し、MS-DOSを勉強し、NHKの「はじめてのパソコン」という番組を見て勉強し、世の中に「パソコン誌」があると知って買ったのが「月刊I/O」という雑誌でした。 当時は5インチFDが付属しており、そこにいくつかのフリーソフト・シェアウェアが入っていて、ずいぶんと楽しんだものです。 ああ、自分もこういう雑誌に載るような人になりたいな、と思いました。 その後、高校に入り仲間と共にゲーム作りを行うようになりました。あの頃は純粋に楽しかった……。 高校を卒業し、大学入試に失敗し、予備校生になったとき、初めて雑誌社から声がかかりました。うちの雑誌にソフトを載せてもよろしいですか?というもの。 インプレスさんの「DOS/V POWER REPORT」という雑誌です。 載せていただいたのはジョークソフトでした。夢の叶った瞬間でした。ウキウキしました。 その後、大学入学と共に、ますますソフト作りにのめり込むようになりました。PCを「ヘビーユーザー」と言って良いくらいに使っていました。 当時のWindows OSは大変不安定だったため、ヘビーユーザーは数ヶ月に一度、OSのクリーンインストールをしないと使い物になりませんでした。 うちのPCは家族共用でした。母はWindows付属ゲーム「ソリティア」で遊んでいましたが、再インストールの度に、その記録が消えてしまうのがとても残念でした。(僕が勝手に残念に思っていただけですが…) そこで、ソリティアのスコア保存の仕組みを調べ、レジストリの存在を知り、自在にソリティアのスコアを編集できるソフトウェアとして作ったのがRnsf(現在の「いじくるつくーる」)です。 レジストリの仕組みを探求するうちに、実験を繰り返した末できあがったのが「すっきり!! デフラグ」です。 レジストリ編集ソフトを作り続けるのが辛くなって、それを簡単にする方法を考えて、その仕組みを研究したのが卒業研究であり、その成果が卒業論文です。 現在の就職先も、ソフト作りの趣味の延長の末たどり着いたところだったりしますし。 しかし仕事としてソフト作りをやっていると、なかなか、当初感じていたような純粋な楽しさとか、ウキウキした気持ちって感じられないですね。 それゆえに対価としてお金を受け取っているということもかと思いますし、仕事とはそもそもツライものです。それはそれで仕方がない。 ただ、こう、本屋で久々に「月刊I/O」を見ますと、再びのあの頃の楽しい気持ちとか、ウキウキした気持ちを思い出しまして、懐かしい気分になります。あの頃に戻ってみたい気分になります。 現在、INASOFTは「老舗のフリーソフト公開サイト」という立ち位置になっています。 『老舗』という表現が、良い表現か悪い表現かは置いておきまして、現在の僕の「気持ち」はかなり年老いたものになっていますし、公開中フリーソフトの機能エンハンスよりは安定性を求められるようになっているため、現在公開中のフリーソフトのエンハンスやバグ除去から、当時のような楽しい気持ちとか、ウキウキした気持ちを取り戻すことは、もうできないでしょう。 新規のソフトを公開するにしても、現在すでに40を超えるソフトを抱えてしまっているINASOFTなので、それはそれで管理が大変になるわけで。何にせよ抱えすぎは良くないですね。 かといって、これまで公開してきたフリーソフトを、一気に全部捨てるってのも有り得ないですよね。 老舗のフリーソフト公開サイトを抱えた、齢30歳を超えたオッサンが、今からソフト作りでウキウキ楽しくなるにはどうしたらよいか……、今ちょっと、変なことで悩んでいます。 Posted by 匿名希望 at 2012/01/05 21:12:47 12年ぐらい前に、私はマインスイーパーのスコアを改竄したくて仕方がなかったです。その方法を友達が知っていて、「1000円」と言われ、悩んでもがき苦しみました(当時の私は高校生で、1000円と言えば立派に"大した"額です)。 ちなみに当時はWin98だったので、INIファイルでした。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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