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ここ最近、寝るときに聞くものが、YouTubeの怖い話の動画(ラジオ的に聞けるもの)なことが多いことがあります。落ち着いた雰囲気だし、寝入るのにちょうど良いんですよね。まぁ、眠れなくなるって人もいると思うので、あまり他の人にお勧めはしないですが……。 で、先日、2000年代(2000年~2009年)の前半に20代くらいを過ごしていて、現在YouTuberをされている方が運営されているチャンネルがあって、その動画を見ていた時のこと。 いわゆる、インターネット老人会的な話で盛り上がっていたのですが、その中では、2ちゃんねる掲示板の話が結構大きな割合を占めていることがわかりました。 僕の場合、2000年代(2000年~2009年)は、フリーソフト開発をガンガンやっていた時期でした。 2ちゃんねる掲示板は悪口やら罵倒やらにあふれていましたので、そんなところで情報収集をしていると、自分のモチベーションが大きく削られます。もちろん、自分の悪口や罵倒が書かれていることもありますし、技術的なことを聞きたくて質問している人に対する過度な悪口や罵倒が書かれていることもあります。どちらも、僕のモチベーションを低下させるには十分です。だから、例えば調べ物をしたいときのGoogle検索結果からは、意図的に、2ちゃんねる掲示板や、まとめさいとは飛ばして情報収集をしていました。意図的に避けていました。 そういえば、たまに間違って目に入ってしまって「この作者、俺が一か月前にバグに気づいてそのことを書いたのに、全然治してくれないな」とか言っている人がいたんですが、そりゃ、書いたって治るわけないんです。見てないんですから。気づいてないんですから。むしろ、2ちゃんねる掲示板に書けば、作者が探してみてくれると思い込む、圧倒的な思い込み力はうらやましい。 今の時代なら、X(旧Twitter)に書き込まれる内容を監視し、半日以内に問い合わせフォームへ誘導する企業アカウントもあったりするので、「つぶやけば拾ってくれる」ことは多いかとは思いますが、残念ながら、クリエイターにとって2ちゃんねる掲示板というのは、モチベーションを落とされる可能性が高い存在であり、畏怖すべきもの・忌避すべきものであり、そんなところを見に行かないクリエイターはたくさんいたんじゃないかなと思うんですよね。 ただ、インターネット老人会的な時代は、2ちゃんねる掲示板が文化の形成を担ったところも多かったことは事実でしょう。例えば「電車男」の社会現象は、2ちゃんねるの存在なしには語れないし、今、自分が寝る前に聞いている平成怪談文化は、2ちゃんねる等の掲示板に書き込まれ、有名になっていったものも多いでしょう。「くねくね」とか、最近映画化された「きさらぎ駅」「リゾートバイト」なんかもそうですし、「お前、あの場所に入ったんかー!」といきなり怒鳴りつける村長や住職が生まれた土壌も、2ちゃんねる等の掲示板に書き込まれた話を起点にしているものが多いでしょう。 あの時代にリアルタイムにそれに触れられなかったのは、惜しかったな、と思います。 ただ、触れていたら、自分は、2010年よりも前にフリーソフト開発のモチベーションを失っていたんだろうなとも思います。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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