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「王様の耳はロバの耳」は、子供の頃に、NHKの人形劇で見た気がします。王様の髪の毛を切るための理髪師が、王様の頭にロバの耳が生えていることを見つけてしまうものの、誰にも言うことができずモヤモヤしていたのだが、地面に掘られた穴に向かって叫んでスッキリしたら、あたり一帯の花や草が「王様の耳はロバの耳!」と歌いだし…みたいな感じの話。 たしか、王様の耳がなぜロバの耳になったのか?王様に名前は?など触れられていなかった気がします。たぶん。 しかし先日、王様の名前はミダース(またはミダス)であり、竪琴の神アポローンの嫉妬で、耳をロバの耳に変えられてしまったということを知りました。 以下、Wikipediaの「ミダース」から抜粋。(2024年9月) ミダースは、富と贅沢を憎んで、田舎へ引っ越して、田園の神 パーンの崇拝者になった。ローマの神話収集家たちは、彼の音楽の家庭教師はオルペウスだったと主張する。ある時、パーンは大胆にも、彼の音楽とアポローンのそれの優劣を争って、竪琴の神アポローンに演奏技能についての試合を挑んだ。トモーロス (山の神)が、審判に選ばれた。パーンはパイプを吹き、彼の素朴なメロディーは、彼自身とたまたま居合わせた彼の誠実な支持者ミダースに大変な満足感を与えたのだった。その次に、アポローンが竪琴を弾いた。トモーロスは即座にアポローンに勝利を与え、ミダース以外はその判定に同意したが、彼は同意せず、判定の公平さに疑問を唱えた。アポローンはそのような堕落した耳に我慢できず、ミダース王の耳をロバの耳にしてしまった。王はこの災難に心痛し、たくさんのターバンすなわち頭飾りで不幸を隠そうとした。しかし、彼の理髪師は、もちろん秘密を知った。理髪師はそれをしゃべらないよう言われたが、秘密を守ることができず、草原に出かけて、地面に穴を掘って、そこに話をささやき、そしてすっかり穴を覆った。しばらくすると葦の濃い群生地が草原に出現して、「王様の耳は、ロバの耳」と言い出した。家来の何人かがこれを聞いて、うわさをし始めた。ミダースは、誰が話したか探し出して殺そうとしたがやめた。彼があり方を改めたことを完璧に示したので、アポローンがやって来て、彼に再び普通の耳を与えた。 ちなみに、この中に出てくるパイプを吹くパーン(パン; Pan)は、読書感想文全国コンクールのシンボルマークに使われているキャラクターです。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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