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■隕石が落ちて死ぬ確率の方が、宝くじで一等を当てる確率より高いそうだが、そんなニュース見たことないんだよなぁ

2024年 9月15日(日) 0:00:00



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昔、カワウソうーたん氏の同人ノベル作品で、空から飛来した隕石が頭にぶち当たるものの、生存し、しかしながら隕石の効果等により、奇妙な出来事の数々に巻き込まれるという作品がありました。

隕石に衝突されても生き延びる…というのは、さすがにファンタジーでしかありえない事象でしょう。現実であれば100%の確率で死ぬんでしょうね。

隕石の衝突死とともに語られる事象として、「宝くじで一等を当てる確率」というものが出てきます。これは2000万分の1なのだそうで、極めて低い確率と言われています。この、極めて低い確率と比較して、より高い確率で起きるものとしてよく語られるのが、飛行機事故で死亡する確率落雷で死亡する確率、そして、隕石落下で死亡する確率などとなります。これらは、宝くじで一等を当てるよりも起こりやすいということになります。

……と、そんなような話が、当然のように語られるもんだから、信じ切っていたんですけれど、よくよく考えてみるとおかしな話です。

宝くじの一等は、宝くじが開催されるたびに生まれていることだろうと思います。で、もし、隕石が直撃して死んだ人がいれば、ニュースとして聞こえてくることは間違いないと思います。ところが、宝くじの開催頻度を超えてそのニュースを聞くことはありません。なんでだろ?

最初に思い浮かんだ理由は、「実は隕石の衝突死は、ありふれ過ぎていて、隕石に当たって死んだくらいではニュースにすらならない」だったのですが、さすがにそんなことはないですよね。というか、ぶち当たった本人のみならず、周囲数キロメートルにわたってクレーターができるくらいの被害があるはずなので、数万人が一気に死亡してもおかしくない。

きっと、隕石衝突死を語る前に、隕石が来る確率というのが存在するが、(確率比較の話を面白おかしくするために)あえて隠されてる、ってところなんでしょうね。確率を表すときの分母は極めて大きい数字になるが、分子の方もそれなりに大きい数になるから、確率としては2000万分の1よりは大きくなるということなのかもしれません。



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