INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■サイコロの確率は分かりやすいけど、○○な事故で死亡する確率ってどうやって考えればよいの?2024年 4月 9日(火) 0:00:00 |
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「サイコロを振ったら6が出る確率」と言われた場合、まずサイコロを振る人がいて、何万回とか試行して、6回に1回が6になるんだろうなということは分かります。 で、先日、X(旧Twitter)を見ていたら、「○○という事故で死ぬ確率は、100万人に1人である」というポストに対して「え? 100万人も○○という事故にあっているの?」というポストをしている人がいて、んなわけねーだろと思いつつ、上のサイコロの例を考えれば、そう考えることのほうが自然なんじゃないかと思ったりもします。いや、よくよく考えれば不自然ですけど。 よく聞く話として、「雷に打たれて死ぬ確率」「飛行機が落ちて死ぬ確率」「隕石が落ちて死ぬ確率」みたいな話があります。先日、YouTubeで動画を見ていたら、そういう話が事実として普通に取り上げられていて、実際のところはどうなんだろうな?と思ったわけです。 ちょっとググってみたら、次のような話が掲載されていました。
こういう話が真実のように語られていて、「宝くじで一等になるには、雷で死ぬよりも大変」とか「飛行機が怖いというけど、飛行機が落ちる確率より自動車事故で死ぬ確率の方が高いんだよ」とか比較されたりします。 ちなみにこの雷で死ぬ確率:0.0012%というのは、小数表記が0.000012で、分数で表すと 3/250000 となります。約8万3333分の1です。 これまでの人類で8万3333人の人が雷に打たれていて、そのうち死んだのは1人だけということではないと思います。ないですよね? たぶん、8万3333人の中のほとんどの人は雷には打たれておらず、雷に打たれ、かつ、死亡する人が1人だということでしょう。たぶん。8万3332人が雷に打たれて死ななかったとは考えづらい。 さっきググってみてわかりましたが、ほとんどが「信じるか信じないかはあなた次第です」的なページで述べられている情報っぽい気がします。 もしかして、ほとんど信用ならない情報だったりするんでしょうかね。 それか、フェルミ推定的なやつ。笑い話ですが、日本にある電柱の本数をフェルミ推定で求めたら、日本人の人口を超えちゃったみたい話がありますけど、まぁ、論理だてはするものの、かなりテキトーなんですね。 いちおう、ググって見つけたサイトの中でも、比較的信用できそうなサイトの記述だと、「実際その事象で亡くなった人数÷その国の人口の数」ではないか?という説を挙げている人はいました。 結局のところ、雷に打たれて死ぬ確率は○○%というのも、飛行機が落ちて死ぬ確率は○○%というのも、隕石が落ちて死ぬ確率は○○%というのも、全部、都市伝説でしかないのかもしれません。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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