INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■「コマンド プロンプト」を「エクスプローラー」から開く最速の技はいつから使えるようになったのか2023年 7月 4日(火) 0:03:41 |
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最近、話題になっていたので注目を集めるようになっていたのですが、『「コマンド プロンプト」を「エクスプローラー」から開く最速の技 ~えっ、ソコ? - やじうまの杜』という技があります。 Windows 10や11において、エクスプローラーで開いているフォルダをカレントディレクトリとしてコマンドプロンプトを開くには、アドレス入力欄に「cmd」(cmd.exe)と入れてEnterキーを押せばよいというもの。 従来の自分のやり方の場合、「レジストリをいじって、フォルダを右クリックしてコマンドプロンプトを開く」という方法を採っておりましたが、これより速いし、そもそもレジストリ編集の手間もないし、個人的にはかなりお気に入りの技になっています。 ところでこの技って、いつ頃(どのWindowsバージョンから)使えるようになったものなのか? 「もしかしたら、Internet Explorer統合されたWindows 98頃から使えたのではないか?」みたいな話があったりもしまして、とても気になりました。これは、実際に試してみるしかあるまい。 ■Windows 98この時代はcmd.exeではなく、command.comでしたので、アドレス欄にcommand.comを入れてみます。 すると、command.comをローカルから探して実行するのではなく、インターネットを http://command.com/ または https://command.com/ で探しに行こうとして、失敗するという動きになりました。 ■Windows XPWindows XPのエクスプローラでは、何かを検索しに行こうとするそぶりが見られ、失敗になりました。 ■Windows VistaWindows Vistaのエクスプローラでは、ようやく成功しました。 【追記】Windows XPにおいても、似たような手段があったはず…と調べてくれた方がおりまして、アドレス欄に %COMSPEC% と入れるという技が存在しておりました。 (COMSPECはMS-DOSのコマンドシェルのフルパスを指す環境変数) 実際に試してみたところ、うまく行きました。 試しているうちに、当時の記憶が蘇りました。この技、使ったことがありました。 ただ、なぜ当時、これの技をあまり重要視していなかったか。 Windows XPのエクスプローラには、アドレス欄に入力中の文字を定期的にバリデーションチェックする機能があるようで、「%」を入力してから少し時間が経つと、勝手にアドレス欄が元に戻されてしまう仕様が存在していました。 なので、相当高速に %COMSPEC% の文字を打ち込まないといけません。だいたい、%COMS くらいの時点で戻されてしまう。それなら、「レジストリをいじって、フォルダを右クリックしてコマンドプロンプトを開く」方が早い!となってしまう。 なので、この技は、あっても使い物にならなかったわけですね。 【追記2】Windows XPで「%COMSPEC%」がいけるなら、Windows 98でもいけるのではないか?と思うのは自然な発想。というわけで、さっそく試しました。 Windows 98でも、アドレス欄に %COMSPEC% と入れれば、MS-DOSプロンプトが起動した! 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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