INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。
・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/
・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/
2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32]

目次 | ←前へ / 2022-05-13 00:00 / 次へ→ / 最新へ⇒

■それって本当に若者/Z世代文化なのだろうか。ただZ世代って言いたいだけじゃ?---映画早回し、ボカロ

2022年 5月13日(金) 0:00:00



RSSRSS配信中
https://www.inasoft.org/



最近「最近の若者は/Z世代は、映像作品を早回しする。その是非はどうなのか?」みたいな記事があって、作り手の意見とか、若者側の意見とか、批判意見とか擁護意見とか色々取り上げられているのを見ました。

でも、20年前の時点で動画を早回しで再生するソフトウェアはあったし、というかセリフ以外の部分は飛ばして再生するソフトウェアもあったと思うし、PC上のソフトウェアでなくても、HDDレコーダーに1.2倍速再生機能(しかも音程が変わらない)があったし、昔から行われているのではないか?

何で今さら取り上げて、最近の若者の/Z世代の傾向にしたがるのか。

まぁ、書けばその記事はバズるからでしょうね。作り手の意見とか、若者側の意見とか、批判意見とか擁護意見とかが集まって、様々なSNS上にリンクが貼られ、記事を見てもらえてページビューが増やせるから。安易に、対立意見が集まりそうな話題を、あたかも現代初めて起きましたみたいな感じにするんでしょうね。

それと、「これは若者向けのコーナーです」「若者の意見を代弁しているコーナーです」のようなことをアピールするために、背景に流れているBGMとして、ボカロ曲を採用しているテレビ番組、ラジオ番組があるような気がします。

10年以上前には、ボカロ曲が、学校の昼食時の校内放送で流れたら、気持ち悪いとかオタク趣味とか批判だらけだったところが、こうして若者文化(と見なされて)あちこちで聞けるようになったのだから、社会的地位が上がりましたね。

でもまぁ、これも若者/Z世代の専売特許じゃないはずなんですよね。



目次 | ←前へ / 2022-05-13 00:00 / 次へ→ / 最新へ⇒


目次の表示:


ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメールフィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。
当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。本ページは公開から1年半後の任意のタイミングで削除される予定です。


- 最近の更新 -



3212217 (+0128)[+0218]

Copyright© 2010-2024 INASOFT