INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■『おもひでぽろぽろ』と『分数の割り算』2022年 2月13日(日) 0:00:00 |
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中学の頃。 先生がそれを見て、「おもひでぽろぽろ」とは何か?と尋ね、女子生徒が「こういう名前の映画です」と答えると、「どういう映画?思い出してぽろぽろ泣いちゃう映画なの?」と聞いていた。 それを見ていた僕は、なんとなく、言葉は悪いが『ロリコン教師が女子生徒相手に言葉遊びをしている』ように感じられてしまったのだけど、今から思うと、生徒とのコミュニケーションをするために、分からない映画の名前から頑張って言葉を紡いでいたのかな?という気もする。 なぜこれを急に思い出したのかは分からないけど、「おもひでぽろぽろ」って、そういえば、観たことがない映画だなと思った。 言わずと知れた作品………かどうかは分からないけど、高畑勲監督のジブリ映画「おもひでぽろぽろ」である。 主人公の女性が会社をお休みし、田舎暮らしの体験をする。と共に、小学校高学年の時代の記憶が自然と思い出されて、田舎暮らしの様子と小学校時代の思い出を並行に描いているような作品だった。 ただ、途中、あるシーンで、急に見覚えがあることに気づいた。女子だけが教室に集められて説明を聞くシーン。 これら2つのシーンには見覚えがあった。 ちなみに、改めて観て印象深かったのは、算数のテストで酷い点数を取ってしまったというシーン。 そういえば、自分の時はどうだったろう? 分数の割り算は、小3か小4くらいで習ったと思うけど、自分は算数の演算ルールを、数字遊びだと思って取り組んでいたので、「分子と分母をひっくり返して掛ける」ことには一切の疑念を抱かず楽しんでいた気がする。 「割っているのに大きくなるのはなぜ?」なんて疑問は、「鬼ごっこの鬼は、なぜ嫌われなければならないのか?」に疑問を抱くくらい、どうでもよいことだったと思う。そんなこと悩んでいるうちに、鬼に捕まってしまうだろうし、鬼ごっこを嫌いになってしまうだろう。 幸い、自分の場合はそんなことが起きなかったので、ルールだけを理解して、遊ぶようにして算数に取り組めていた。 小5の時に初めて、「割っているのに大きくなるのはなぜだろう?」と思ったものの、その時には、手を動かせば問題が解ける状態にはなっていたので、支障はなかった。 つまり、「20対2」(以下、20:2と表記)が「10:1」と割合的には同じように。20÷2は10÷1と同じように。あるいは、「10:5」が「2:1」と割合的に同じであるように。 12÷3 → 12:3 →(右側の数字を1にするように比率を変化させる)→ 4:1 →だから 12÷3 = 4 みたいな考え方。 10÷ 13 → 10: 13 →(右側の数字を1にするように比率を変化させる)→ 30:1 →だから 10÷ 13 = 30 みたいな考え方。 この考え方なら、小数が出てくる場合でも、 10÷0.5 → 10:0.5 →(右側の数字を1にするように比率を変化させる)→ 20:1 →だから 10÷0.5 = 20 負の数が出てきたあたり(算数から数学にアップグレードした段階)では、もはやこのような、理屈を考える方法は適さないけど、まぁ、無理やり考えれば 10÷(-2) → 10:(-2) → -5:1 → だから10÷(-2)=-5 といったところか。 と、ここまで考えてきたわけだが、高校2年で習った虚数(複素数)の概念をこれに適用しようとすると、どうなるんだろう? 2i = 2×ii×i = 2i-1 =-2i なわけで、虚数単位 i で割る操作は、- i を掛ける操作に等しいわけですが、なんだか、改めて考えて見ると、これってすごいですね。 うーん、極形式で考えて、割り算は-90°回転という考え方に無理やり繋げるか……。 まぁ、こういうのは、数学のルールに理屈を当てはめて考えるが楽しい/現実世界の量と繋げて考えるのが楽しいと思えるようになった後に取り組むのが一番良いですね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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