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■マウス操作はタッチ操作に取って代わられるのか?

2021年11月20日(土) 0:00:00



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2010年代あたりに、画面をタッチして操作できることをウリにしたWindows PCが登場しました。

タブレットPCモドキ
▲筆者はタブレット+ノートの2in1PCを所持していないため、タブレット端末からPCへリモートデスクトップ接続してキーボードを付けてそれっぽくしてみたもの

画面をタッチできることでタブレットPC的な操作もでき、USB接続でマウスを繋げばPC的な操作もできるというもの。

仕事場などでも、部署によってはそういったタイプのPCが配布されたと聞きます。「営業部署では配られたらしい」「マウスは配布されないので、キーボードを叩いて画面をタッチ、キーボードを叩いて画面をタッチ、…というスタイルで仕事をしているらしい」と。

このソフトは、ある意味、マウスが存在していることを前提に作られており(例外としてキーボード操作をエミュレーションするモードもありますが、ここではさておき)、マウスがなくなって、画面タッチ操作が当然となる時代が来るならば、それに向けた対応も考えていかなければなりません。

しかしその後、仕事場の自分の部署で、そういったタイプのPCが配布されることはありませんでした。

テレビCMでも、「タブレットPCとしても使える」「ノートPCとしても使える」という 2in1 的なことをウリにしたCMは見かけなくなった気がします。それよりは、軽量かつバッテリー容量の大きいことを売りにした「ノートPC」であるとか、ゲームがバリバリ遊べるタフなノートPCみたいな売りにしているとか。

やはり、2in1 PCは、立ち位置的に微妙なんでしょうかね。おそらく、画面にタッチセンサーを設け、かつ、キーボードがいつでも使えて、使わないときは邪魔にならないようにするギミックがあって…みたいなことを考えていくと、全体的に重量感が増してきます。さらに、その分メモリやストレージ容量を減らすと、ノートPCとしての通常利用に支障が出ます。

イマドキのPCとしては、メモリ4GBとか、ストレージが e.MMC の32GBとか64GBとかでは、ノートPCとしての通常利用に支障が出ます。

少し前の時代のWindows 10ならインストールできたかもしれませんが、今のWindows 10の最新アップデートは入りません。最悪の場合、アップデート動作と解除を6時間おきに繰り返すループ状態にハマりかねません。

結局、タブレットPCならば手軽さ・持ち運びやすさを優先するし、パソコンならばもっとパワフルであってほしいし、2in1パソコンって、ガッツリ金を書けない限りは、どっちつかずの中途半端な存在になってしまうのかな、と思いました。

そういえば、保険屋さんが持ってきていた2in1端末は、パソコンとしても使えて、ペンでサインを書くこともできるタブレット型にも返信して、非常に良い使い方ができているなと思ったのですが、さすがにあれはお高いんでしょうね。



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