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■スーパーマリオ3Dワールドの感想。面白いんだけど、マルチプレイには絶対に向いていない

2021年 3月 9日(火) 0:00:00



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昨日スーパーマリオ3Dワールドを「いちおうクリア」して、その後、立て続けに「フューリーワールド」も「いちおうクリア」したという話を書いたわけですが、今日は、スーパーマリオ3Dワールドの感想を書いてみようかと思います。

スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド

本作はWiiUで発売されていましたが、僕はWiiUを購入しておらず(仕事も家庭も忙しい時期に差し掛かっていたこと、ゲームはNintendo 3DSとPSVitaで十分に満足していたため)、プレイできずにおりました。

なので、Nintendo Switchで発売されるとわかった時には、絶対に買おうと思っていました。

で、購入して遊んでみた感想としては、やっぱり面白いですね。いちおう、「いちおうクリア」に到達するための難易度は低めに設定されつつも、緑スターとスタンプ集めと、クリア後の宇宙ステージで熟練プレイヤーのリクエストにも応えている感じです。

とはいえ、城ワールドの最終面、および、クッパランドのワールドの最終面に入るには、かなり多くの緑スターを集めていなければならないため、そこらへんは、ある程度はやり込んでおかないとゲームが進行しなくなってしまう。まぁ、これは仕方がないかもしれないが、初心者がゲームプレイを諦めてしまう原因になってしまうかもしれない。

ちなみに、このゲームについては2つのセーブデータを使っています。

1つは僕が1人でプレイするためのもの。
もう一つは長女がプレイするためのもので、基本的には、僕と長女(姉・小2)と長男(弟・年長)の3人でプレイするためのものです。

ここで大きな問題が。

このスーパーマリオ3Dワールドは、マルチプレイが面白くなるような設計になっていません。これは致命的です。任天堂らしくない。

そもそも、マルチプレイをさせて、協力させたいのか?敵対(競争)させたいのか。そのどちらにしても中途半端。このあたりは、先日読んだこちらの感想で、だいぶ多くのことを代弁してくれていました。

マルチプレイをするときは、1つの画面を共有することになるのですが、2人以上のプレイヤーの位置が離れてくると、カメラ位置は大きく後退し、各キャラクターが小さくなって見づらい。ある程度離れると、いずれか(おそらく遅れていると機械判断されたほう)のプレイヤーが泡に包まれて、他方(おそらく進んでいると機械判定された方)のプレイヤーの近くに強制移動されます。

強制移動の仕組みは、どうぶつの森などではおなじみのシステムですが、あれはシビアなアクションゲームではないから許される仕組みなのであって、シビアなアクションが要求されるマリオでは色々と操作を狂わされる。だんだん混乱してきて、どのキャラを操作しているのかわからなくなるし、泡がキャラの手前に表示されて見えなくなるし、イライラばかり募ってきます。

Nintendo Switch(あるいはWiiUも?でしょうか)の処理能力的にマルチプレイが可能だから実装したんでしょうけど、ゲームとしてうまく成り立たなくなってしまってます。ファイヤーを投げたいのに、なぜ近くにいるプレイヤーを持ち上げてしまうの?そのまま投げて奈落の底に落ちてケンカ勃発。

逆にそこまでするなら「共闘」ではなく「敵対」させたいのだとすると、残機を共有している仕組みが邪魔。

次からは、無理にマルチプレイを実装するのは止めてほしいですね。いや、イライラするならやらなきゃいいだけなんですけど、「マルチプレイできる」ということを聞いて、小2と年長は「やりたがる」んですよ。やりたがるくせにケンカする。ケンカするくせにやりたがる。イライラする。だったらやらなきゃいいのに「やりたい」と言って泣く。

ほんと、いらん仕組みを導入してくれましたね…。普通にシングルプレイ、あるいは、アシスト(ジョイコンを向けて、画面内のポインタ上の敵の動きを止めるアシストプレイは今回も実装されています)に留めてくれればよかったのに。

なお、上記の感想では、シングルプレイについても不満が述べられていましたが、僕自身はシングルプレイ時の不満は感じておらず、楽しくプレイできたと考えています。



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