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■今は大変だけど、20年後には貴重になる「子育て」に関する時間…というツイートを見て

2021年 2月26日(金) 0:00:00



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先日、Twitterを見ていたら、ある方のツイートが目に留まりまして。

布団の中に突然入りこんでくる子供について、(現在では大変/うっとおしいかもしれないが)20年後や30年後には非常に貴重な時間となり、むしろ10万円とか100万円払っても味わえない体験となる、というような感じだったかと思います。これをマネタイズできないものか?みたいな趣旨だったかと思います。

たしかに、トイレに行きたいからと夜中に起こされたり、(遅くまで寝ていられるはずの日なのに)朝早い時間に圧し掛かられて起こされたり、習い事の送り迎えがあったり、マインクラフトに付き合わされたり…と、今は、会社がお休みの日/時間を費やしたり、睡眠時間を削ったりして対応したりしています。

今は大変です。なくなればいいのに。

20年前であれば、休日は、自分のための休日でした。
仕事が忙しいときなら、その休日を4時間なり8時間なり12時間なりを当てることで、アドバンテージを得ることができました。残業や休日出勤のことですね。

ただ、今ではそれは難しいです。休日は自分のための休日ではない。子供のために消費されます。
なので、もし20年前と同じパフォーマンスを仕事で得たいなら、深夜・早朝に、睡眠時間を削って対応する必要が生じます。地獄です。睡眠時間を削られるだなんて。

ただ、10年後。子供が反抗期に入ったら。
15年後、子供が成人したら。
その後、独立し、別居し、家庭を持ったら。

多分、今現在のこの「地獄」を「懐かしく」思い出すことになるのでしょう。
願わくば、あの時の気分をもう一度味わいたい/楽しみたい、とか思ったりするのでしょう。

でも、10年後なり15年後なりでは、10万円とか100万円とか払っても、そんな体験を再現することなんかできないわけで。

10年後や20年後に、10万円や100万円はらえるだけの経済力があるかはわかりませんが(景気は下向きでしょうし)、こういった、時間を経たときの感覚の差みたいなものに、なんとかなればいいのになと、漠然と思ったりしました。


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