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■最近の気になる記事。各ソフトを比較しての誤検知率ワーストを扱った話題 - やじうまの杜から

2020年 7月 7日(火) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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7月1日、トレンドマイクロ社よりQ&Aが公開され、今年5月から新しく発生していた誤検知について情報が公表されました。

「コピペテキスト修飾除去」については、当サイトでも書いていた通り、先月誤検知であると判明し、修正パターンが配布済みとなっています。

もう一方の「ListView to CSV」については、今回の情報公開で、「ウイルスバスター クラウド」と「NTT西日本セキュリティ対策ツール」のプログラムの不具合であることが分かりましたので、現在各バージョンについて、修正中とのことでした。

修正中ではありますが、暫定対策としてホワイトリストを配布中であるため、実質的に問題は起きなくなっています。(NTT西日本セキュリティ対策ツールをご利用の方はホワイトリストを有効化する手順を参照)

そんな感じで、一応今回の騒動はひと段落となったのですが、それに関連して、先日の「やじうまの杜」で気になる話題が載っていたのでメモ。

マルウェア検知率のランキングと、誤検知率のランキングの話でした。

この記事によると、「Trend Micro Internet Security」がマルウェア防御率100%で1位、次いで「Symantec Norton Security」「Avast Free Antivirus」「AVG Free Antivirus」、「Panda Free Antivirus」が、マルウェア防御率99.99%で2位になっているとのこと。

ただし、誤検知率を見てみると、「Symantec Norton Security」がダントツで1位。次いで、1位から大きく差があって2位が「Trend Micro Internet Security」。
そこからさらに大きく開いて3位が続くという状態になっていました。

シマンテックのノートンは、こちらのページでも取り上げていますが、バグとしか思えない現象を仕様として堂々と放置していることでも知られており、誤検知に対する対策はロクでもない状態なんだろうなということは想像に難くありません。

トレンドマイクロについては、2012年に当サイトの公開物に対する誤検知の後に、様々なサイトの誤検知を連発し、Windows Updateまでブロックして、一時期は無茶苦茶な状態まで落ち込みましたが、これを見る感じですと「最悪な状態は脱している」と言えるかもしれません。

それにしても、そこから3位までの開きは、どうしようもないですね。

両社ともセキュリティ業界の中では大きな立ち位置のソフトでしょうから、しっかりしていただきたいものですね。

ノートンは、こんな下品なTwitterの広告を出す前に、まず誤検知を減らしてほしいですね。

202006_norton_gehin.png




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