INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■最近の気力切れになりつつある原因の一つ。現在進行形で調査中の話。やはりこのカテゴリに関わ2020年 5月31日(日) 2:00:00 [さくらのブログから転記] |
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最近起きた話…というか、現在進行形で起きている話だが。 例え話的に書こう。 自作ソフトXがうまく動かなくなるという報告がユーザーからあった。 ユーザーからの報告をベースに考えると、状況証拠と過去の動作ログから、どうやらBという別メーカーの別ソフトが、実は問題を引き起こしているということになった。 本来、Bというソフトが属するカテゴリ(以後、カテゴリSと呼ぶ)に対し、自分は距離を置こうとしており、このカテゴリSに関連するトラブルだとわかっていれば、関わらないように決めているのだが、今回は初動において、そうであるとわからなかった。もう調査は進めてしまっているし、今更引けないので、継続調査している。 で、BというソフトのOEM提供元へその件について問合せたところ、一週間くらい調査してもらった後、その自作ソフトXに対して1%程度の頻度でトラブルを起こす事象が確認された。 ただ、その一週間の間にもユーザーの方では色々調査を進めていて、どうも、さらなる状況証拠集めとインタビューを重ねた結果、Bが原因だと仮定すると、最新の状況と矛盾が生じることが分かった。 そこで現在、さらに別のメーカーの別のソフトAが原因と仮定すると、状況説明がうまく行くということが分かり、その方面で調査を進めている。 だいたい、AにしてもBにしても、「私がソフトXに対してこれこれこういうことをしました」というメッセージを出してくれるわけではないらしく、設定次第かもしれないし、バグかもしれないが、メッセージを出してくれない。無言でソフトXに対して悪さをする。こういう状況が、調査をしにくくさせている。 で、Bは無罪放免…といいたいところではあるが、製作メーカーからはすでに、Bが原因でトラブルが起きるという調査結果をもらっているので、Bは無罪放免というわけにもいかない。 とはいえ、Bについて解決しても、ユーザーのところで起きているトラブルは解決しない。 しかしながら、1%の発生確率ということは、毎日100人が使えば、毎日1件ずつトラブルが発生する確率ということになるので、無視するわけにもいかない。この動作が「正当」なものなのか、Bの「バグ」によるものなのかも、まだ問合せ中で分からない。 また、Aが原因であるという話は、まだ過程の段階で、まだこの先、別のソフトCとかDとかがどんどん出てくるのかもしれない。 ひとまず現時点で言えることとしては、やっぱり今後とも、AとかBとかのカテゴリSに属するのソフトに関連するトラブルについては、一切かかわらないようにしたほうが良いということだ。 せめて、メッセージを出すということを徹底してくれればいいのに…。 カテゴリSに属するソフトは、初心者相手の商売ということもあり、メッセージを出すと混乱するから、出さないオプションも提供しているということなんだろうけど、そのせいで結局、ユーザーも、自作ソフト作者も調査に難航して被害を被っているわけで、正直言って、許し難い。 ちなみにこの件は、5月11日に発生し、5月18日に作者のところに報告がきた。 今日が5月31日なので、作者報告&調査開始から2週間経過しているし、事態発生から3週間経過している。 セキュ……じゃなかった、カテゴリSに属するソフトは、2012年のトラブルの時もそうだったが、正常に動作しているときは知らないが、異常を起こした場合の調査にとても時間がかかる。 先にも述べた、「メッセージを出さない」設定ができるというポリシーもそうだし、カテゴリSに属する業界の「腰の重さ」みたいなのもあるのかもしれない。 とにかく、イライラさせられる。 気力を異常に消耗させられる。 やっぱり今後とも、カテゴリSに属するのソフトに関連するトラブルについては、一切関わらないようにするのがいいだろう。 本件についても、すでに2週間経過してしまっているが、2週間対応に協力してくれたユーザーを見放してしまうのが得策だろうか? 2012年のカテゴリSのトラブルのときは、発生から6か月経過して事態が改善せず、あきらめ状態になった時、多くの方からは「Bの出すメッセージは無視すればいい」「Bを利用するユーザーのことは無視すればいい」という意見をいただいたが、5か月目までは「対応すべきだ」という意見を多くいただいていたわけで、現在はまだ2週間しか経っていないから、2012年の事件で言うところの、5か月目までに相当する状態だと思われる。 この状態でも、多くの方は、「カテゴリSに関わる事件は今からでも無視すべきだ」「今回のユーザーに対しては、今からでも見捨てるべきだ」という意見をいただけるのだろうか? コンピュータのことだし、デジタルでゼロイチだから、もっと明確に何が起きてて誰が犯人なのかがすぐに分かるんじゃないか?カテゴリSに属することなら、クレームを挙げれば即対処してもらえて即終了でノーストレスなんじゃないかと思われる方もいそうだけど、実際2週間経っても解決してないし、 そもそもプログラマの方なら分かるかもしれないけど、バグが起きた時って、バグを起こした命令が自ら名乗りを上げてくることはなくて、全然違う部分でバグが発動したり、連携先の他社システムが原因だったり、全然他人の作ったライブラリが原因だったとかあるし、それに似てるのかもしれない。 ただし、根本的に違うこととして、これが解決してもお賃金をもらえるわけではない。ただ苦労して、解決したらご苦労様でしたで終わるだけ。 しかし、解決しないとユーザーは離れるかもしれない。カテゴリSのソフトが原因で自作ソフトのユーザーから人が離れるとかあったら、とてもくやしい。 突然人質を取られて、金(解決のための労力)を提供させられ、解決しなければ人質を殺されるみたいなところだろうか。 【2020/6/9 追記】もう少し詳しいことが分かったので、現時点で分かっている状況をまとめています 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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