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■今でもたびたび思い出してもらえるのはうれしいが、単発の誤検知でINASOFTっぽいはちょっと違う

2020年 1月 4日(土) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先日、「これってINASOFTがウイルスバスターにやられた件と類似の事象ではないか」みたいな形で、SNS上等で誤検知事例が紹介されていることがあるのですが、どれもほとんどが単発の誤検知の発生について述べているだけなんですね。

あの事件が発生したのは2012年4月で、解決が2014年1月。

解決から6年、発生からだと7年半以上経過していて、今でも思い出してもらえるというのは、なんともむず痒い感じではあるのですが、ちょっと言いたいことが。

単発の誤検知の発生を指して、INASOFTがウイルスバスターにやられた件と類似の事象と言われてしまうのは、ちょっと違う。

あの一連の事件というのは、トレンドマイクロ社から提出された顛末書は、トレンドマイクロ社の持つバックエンドプログラムの不正により、不正確な判定が高頻度に繰り返されていた「連続誤検知」です。

また、サポートスタッフの対応も混乱に拍車をかけた「人災」の一面もあります。

単発の誤検知も、冤罪被害者にとってはそれはそれで労力がかかるものではありますが、連続誤検知+人災でかかる冤罪被害者の労力はそれをはるかに上回るものです。

せめてそれくらいまで一致したら「類似」といってもよさそうな気がします。




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